人気の中古マンション購入 交渉権に優先順位はあるの?【D-LINE不動産】
以前はマイホームなら新築!というイメージも変化し、自由度の広い中古マンションの需要が高まっています。
「希望の物件をやっと見つけた!」
と思った場合でも、人気のあるエリアでの中古マンション購入は競争倍率も高いのが現状です。
では実際に、購入希望の重なった中古マンションは、どうやって購入者が決定するのでしょうか。
自分の希望する中古マンションを手に入れるためには、購入の流れや購入が決まるポイントを押さえておくことが重要です。
中古マンションを購入検討している方には、知っておいてほしい情報を集めました。
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このコラムのポイント
- 人気の高い中古マンションの場合、事前の下調べや準備によって購入できるタイミングが大きく変化します。
- スムーズにマンション購入を進められるポイントなどをしっかりと把握し、チャンスを逃さないことが大切です。
- 購入の決め手をしっかりと判断することは、後悔しない中古マンション購入につながります。
~table of contents~
中古マンションの契約までの流れ
後悔のない中古マンションの購入のためには、
- 購入する目的を明確にすること。
- マンション購入に対する決め手をしっかりと判断すること。
- マンション購入までの流れをしっかりと理解しておくこと。
この上の3つのポイントが大きく左右します。
その中でも中古マンションの購入の基礎となる「中古マンションを購入するための流れ」を解説していきましょう。
新築マンションの場合とは違った点もありますので、注意が必要です。
1.購入の情報を集める・相談する
中古マンションの購入の場合、まずはどんなエリアに購入するのかなど「自分たちの希望」を明確にしましょう。
新築とは違い中古マンションは、数多くの物件が販売されています。
そして住む地域、利便性、求める広さ、どの位の資金であれば生活に支障がないかなど、各家庭によって違います。
特にエリア選定はとても重要で、どの地域で暮らすのかによっても生活のしやすさは大きく変化します。
自分たちの目的や方向性をしっかりと持つことで、不動産会社に相談に行っても有効的な時間が過ごせます。
中古マンション購入のどこにこだわりたいのか。
購入に対する条件はどのくらいまで対応できるのかなど、家族内でしっかりと意見をまとめておきましょう。
▶参考コラム>>江東区の門前仲町を中心としたエリアで探す・購入する 中古物件
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2.実際に暮らす物件を探す
家族内の条件のすりあわせなどの後は、実際に暮らすことになる物件探しに突入します。
この物件探しの時期が、1番楽しい期間かも知れません。
しかし現実問題、自分たちの力だけでは数多くある東京のマンション物件を調べることは不可能でしょう。
そのためには不動産会社の情報力やネットワークなど、活用しながら有効的に探しましょう。
販売されている中古マンションには、リフォーム済みのマンションから、リノベーション済みマンション、リノベーション可のマンションなど、様々なタイプが存在しています。
しっかりと中古マンションを、ご自身の目で確認すること。
中古マンションを見て・体感して感じたことを、今後の自分たちの生活に置き換えて想像してみましょう。
3.不動産会社スタッフの意見にも耳を貸そう
不動産会社のスタッフは、豊富な中古マンション知識を持っています。
お客様の希望に合うよう、いろいろなアドバイスをしてくれます。
その意見の中には、専門的な知識を持っているからこそ分かることもあるのです。
疑問や不安はそのままにせず、しっかりと質問すること。
これが中古マンション購入で後悔しないポイントにつながります。
▶参考コラム>>中古マンションの探し方教えます【D-LINE不動産】
4.希望する物件の申し込み
希望する中古マンション物件が決定したら、次はいよいよ申し込みになります。
申し込みを行うことで、「購入したいという意思表示」になるのです。
この時に作成される書類が「買付証明書」です。
買付証明書とは、購入希望価格、代金の支払い条件、引渡し希望日などの基本的な購入条件を記載します。
その条件を元に購入の意思を伝え、個別交渉が開始されます。
それに合わせ資金計画の作成や住宅ローンの審査など、購入に対する準備を進めていきます。
▶参考コラム>>東京で中古マンションを購入したい ローンの目安と注意点
5.不動産売買契約を締結する
個別交渉が終了し売買条件が固まった場合、売買契約の締結となります。
売買契約書を作成し、購入物件や取引条件について重要事項の説明が行われます。
十分にご理解した上で、署名・捺印をし、手付金の支払いとなるのが一般的です。
この時に「重要事項説明書の交付」も行われ、物件についての詳細・権利関係・法律関係等について添付書面を用いて説明されます。
売買契約を結んだ後、ローン借入れの手続きなどの準備を行います。
このような流れをくむことで、中古マンションを購入することができます。
不動産の購入は、決して安い買い物ではありません。
「いい物件だから早く買わなきゃ」と焦る気持ちも分かりますが、立ち止まり、検討し、後悔のない中古マンション購入につなげましょう。
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中古マンションの購入希望者が重なった場合、どうなるの?
新築マンションの場合、先着順か抽選のどちらかで購入者を決めるのが一般的です。
物件の表示に「先着順受付開始」や「先着順受付につき~」などの記載がある場合は、先着順に購入者が決まるタイプとなりますので、早めに申し込みを済ますことが必要です。
一方中古マンションの場合、新築マンションとは違い「先着順」ではないことが多いのです。
中古マンションの場合、「買付証明書」順で決定されるのが一般的です。
この買付証明書を発行することで、しっかりと「購入に対しての意思表示」ができるからです。
人気のある中古マンションの物件の場合、購入希望者が複数人いることは珍しくありません。
上の流れのように「買付証明書」が発行されるためには、いくつもの手順が必要となります。
その辺をしっかりと頭の中に入れ、購入に対する準備を進める必要があるのです。
買付証明書順でない場合もあります
一般的には買付証明書の順にとご紹介しましたが、そうでない場合もあるのです。
中古マンションの場合、購入の意思や希望だけではなく「様々な要因」によって変化するということです。
例えば下の様に、
- 住宅ローンの事前審査が通過した買主候補者を優先する。
- 売買契約が先にできる人を優先する。
- ローンなどを使用せず、一括払いで決済が早い人を優先する。
- ローンが通過しないなどの事態が起きないよう、ローンの借入額が低いほうが優先される。
ケースも珍しくはないのです。
売主側の事情や都合によって「何を重視して販売するのか」などの条件が異なる場合もあります。
購入したい物件を購入できるタイミングを逃さないよう、
- 仲介する不動産会社との連携を密にしておく。
- 事前審査を早目の内に通しておくこと。
- 契約日時の都合などをできるだけ売主に合わせられるよう、準備しておく。
などの配慮も検討しておきましょう。
物件購入を迷っている・・・中古マンション購入の決め手は
中古マンション物件を探していると、なかなかひとつに絞りきれないという場面も多いものです。
- 物件自体は気に入ったけれど、もう少し周辺を調べてから購入を決めたい。
- 物件について気になる点があり、その辺をしっかりと解消してから購入を決めたい。
など、購入に対して前向きには変わらないけれど「なぜか決め手に欠ける」というシチュエーションもあります。
実際にいい物件だが迷っている場合、「仮で押さえておけたら」という考えが頭をよぎります。
しかし中古マンションなどの中古物件は、押さえは難しいのが現状です。
それは新築マンションとは違い、「同じ条件で販売されていることがない」ことが当たり前だからです。
特に人気のあるエリアの場合、即断に近い結論を求められるケースもあるでしょう。
「翌日までなら」など期限設定や短期間で決断を迫られる可能性もあることは、覚悟しておくことが必要です。
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まとめ:不安や疑問を残さないことがとても大切です
新築マンションに比べ費用が抑えやすいとはいえ、住宅購入には大きな金額が右から左へ移動します。
そのため人生の中の分岐点と言っても、過言ではないでしょう。
全ての条件が叶う物件を探すことは難しいかも知れませんが、どこまでが許容範囲なのかを相手に伝えることも必要です。
どこがどう気に入らなかったのか、この条件は叶えたいなど、実際に見てから今までの希望が変化することもあります。
妥協できるポイントを探る、その条件に近い物件をスタッフも探すなど、今後の紹介にも反映されるのです。
諦める前に、ぜひ一度プロに相談してみませんか。
不安や疑問をひとつひとつ解消することが、中古マンション購入への後押しとなる場合も多いのです。
当社ou2(オーツー)株式会社は、木造注文住宅(クレバリーホームfor Tokyo)、リフォーム(アールツーホーム)、3-8階建て鉄骨住宅(M-LINE)、不動産・リノベーション(D-LINE)など総合住宅サービスをご提供しています。
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