不動産購入を本気で考える際、とても重要なこと!

◆D-LINE不動産 不動産豆知識2021年 『江東区・墨田区・中央区・港区』

家の購入は、生活用品を買うようにはいきません。物件探しも大変ですが、それ以上に数千万円という自分でも見たことがないような大金を支払って購入するという、その「決断」がまた、けっこう大変です。
購入を決めて物件探しの段階に入ったら1~2か月が勝負だと思います。実際、良い物件を購入されたお客様のほとんどは、3か月以内の期間で決断して契約されています。
もちろん高額な買物ですから、ちょっとした不満が気になったり迷ったりするのは当然です。しかし半年1年と探し回っているともう購入すること自体、出来なくなってしまうことが多いのです。
私どもにも購入のタイミングを逸して3年、4年とお付き合いさせて頂いているお客様がいますが、お気の毒なくらい決断できません。それは、情報が多くなりすぎてしまうからです。何年も不動産市場を見ていると、物件が高かった時も知っているし、安かった時も頭に入っているわけです。「いいな」と思っていたけれども決断が出来ず迷っているうちに売れてしまって後悔した、という経験も何度もしています。
そうした過去の情報がたくさん頭にわだかまっていると今目の前にあるこの物件で手を打つことがどうしてもできなくなってしまします。そのうちに家探しが趣味のようになってしまって、情報はプロ並みに持っているのに購入出来ないでいるという、おかしなことになってくることもあります。
そうならない為に必要な準備があります。それは、「自分たちは何のために家を買うのか」という事を改めに明確にして、それをしっかりと家選びの基準にしていくということです。
自分たちの『価値』を家選びの軸にする!
「とにかく家を購入する方向で具体的に行動してみよう」そんな同意が夫婦で出来たのなら、まず最初にやっておくべき非常に重要な事が、「何のために家を購入するのか」をじっくりと話し合うことです。家を購入する一番のモチベーション(動機)が何かを改めて自分に問いかけてみて、それを夫婦で統一させておくことが大切です。
何故なら、それが「どういう家を探すか」の基本的なモノサシになっていくからです。
それを夫婦でしっかり確認した上で、不動産業者に伝えれば、スムーズにタイミングよく自分たちが求める家を購入出来るチャンスが広がります。
住宅購入は、人生の中でとても大きな買い物です。慎重にご検討下さい。