中古マンションを購入|おしゃれな玄関ポーチのある住まい
東京都は日本の中でも、マンション比率の高い地域です。
自由に購入できる土地の少なさや利便性の高さの共有など、その土地の特色によるものも大きいと思われます。
中古マンションの場合、「物件の多さ」は新築物件よりもかなり多いでしょう。
その特徴をうまく捉えつつ探していくことが、中古マンションの近道になります。
今回は中古マンション購入の中から、玄関まわりにクローズアップしてみましょう。
多くの人と一緒に生活する集合住宅だからこそ、購入前から注意しておきたいこともあるのです。
後悔のないマンション購入のために、必要な情報をまとめました。
ぜひあなたの住まいづくりにお役立てください。
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マンションでの共有部分と専用部分
以前のコラム「中古マンション購入を左右する 専有部分と共用部分【D-LINE不動産】」でも解説しましたが、購入するマンションは「自分たちが主に使える部分(専有部分)」と、「多くの人が共用で使用する部分(共用部分)」に分かれます。
中古マンションで快適に生活するためには、このふたつの違いや特徴を把握しておくことは大きなポイントになります。
ここではこのふたつの違いを簡単に解説しておきましょう。
自分たちに権利のある「専有部分」
専有部分は、建物の中で自分たちの暮らす場所を示しており、購入した住居部分の中で間仕切りや住宅設備、建具、天井や床など、主に住居の内側の部分になります。
購入することで自分たちに権利があると認められるため、規約を損なわなければ「自由に変更することができる」スペースになります。
自分たちだけのものではない「共用部分」
一方こちらの共用部分は、そこで暮らす人が共同に使用するスペースのことを表しています。
そのため自分たちの独断で「改修や修繕、リノベーションなど変更はできない」スペースになります。
例えば今回クローズアップする玄関まわりであれば、
- 外廊下にあたる部分
- 玄関ドア
- 玄関ポーチ
- アルコーブ
など、上記に当たる部分となります。
中古マンション購入にあたり、住環境を高めるオプションや使いやすさをプラスするオプションなども追加できますが、共有部分には適応できないため、購入前からこだわっておきたい部分です。
このように専有部分や共有部分により違いもあり、自由度も変化します。
この違いを知っておくことは、長く快適な生活を送るためには重要なことなのです。
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玄関ポーチ付きのマンションのメリット
玄関まわりは共有部分となるため、購入後自由に変更することはできません。
しかし玄関まわりのスタイルを事前にチェックしておくことで、暮らしやすさやオリジナリティを高めることは可能です。
ここでは暮らす前にチェックしておきたい!玄関まわりの自由度を確認しておきましょう。
マンションの玄関まわりでは、
① 外廊下に面した部分に、玄関ドアがあるスタイル
② アルコーブのある玄関スタイル
③ 玄関ポーチのある玄関スタイル
上の3種類に分けることできます。
その違いを解説していきましょう。
① 外廊下に面した部分に、玄関ドアがあるスタイル
このタイプは玄関まわりに一切の余裕のないスタイルです。
空けるとそこは外廊下となるため、自由度はないと考える方が無難でしょう。
② アルコーブのある玄関スタイル
このアルコーブとは、マンションの玄関前に設けられる1㎡ほどのスペースを表します。
玄関のまわりを外廊下からへこませる、その空間に当たる部分の床仕上げを変えるなどがされており、空間の違いを区別されています。
マンションの区別では共用部分とされているものの、駐輪場などと同様に「各住戸の専用使用部分」と認識されていることが一般的です。
そのため完全に自由にできるとは言い切れないのが現状です。
玄関前の干渉空間として活用することができ、各住戸の独立性を高める効果も期待できます。
③ 玄関ポーチのある玄関スタイル
玄関ポーチとは、アルコーブと一緒にされがちですが大きな違いは「門扉の有無」です。
マンションの場合、共用廊下に門扉を設け、その間にできた空間を「ポーチ」と呼んでいます。
特に昨今では玄関前に宅配ボックスなどを配置するご家庭も、多いのではないでしょうか。
防犯面を高めるためには、簡単に犯罪を実行させないことがとても重要です。
犯罪に時間がかかることで捕まる確率が上がってしまうため、諦めることも少なくないのです。
玄関ポーチがあることで、アルコーブより独立性も高くなり、プライバシー面や防犯面にも優れた効果を発揮してくれます。
ただしアルコーブ同様、マンションの共有部分(専用使用部分)として認識されます。
このように玄関まわりのスペースの違いによっても、自由度や快適性は大きく変化します。
購入後変更できない部分だからこそ、自分たちの暮らし方にあう玄関まわりのセレクトも、物件選びに取り入れておきましょう。
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玄関ポーチ付きの注意点
玄関ポーチは、専用使用が認められる空間となります。
この専用使用が認められている空間としては、玄関ポーチやアルコーブの他に
- ベランダ
- バルコニー
- 専用庭
- 玄関ドア
- 窓
- 網戸
- 駐車場
- 駐輪場
など、多岐にわたります。
専用使用権を持っているとは言え、完全に自由に利用できる訳ではありません。
例えば、駐車場には車以外の物を置かない、バルコニーには物置などを設置しないなど、各マンションで決められているルールが存在しています。
どのくらいの許容範囲があるのかを確認しておくことは、とても大切です。
賃貸とは違い長い時間過ごす居住空間ですから、トラブルに発展しないよう事前に心がけておくことが、トラブル回避につながります。
人気のあるマンションオプションをご紹介
中古マンションの場合、新築とは違い実際の空間を感じられることは大きなメリットです。
形のないものを想像し、描いていくことはとても難しいものです。
実際に見て、感じられる中古マンションであれば、どのように使用するのかなどのイメージも立てやすくなります。
ここではマンションライフをもっと暮らしやすくできる!「マンションオプション」をご紹介します。
家事を手助けしてくれる!人気オプション
ビルトイン食洗器
食洗機は後付けでも可能ですが、キッチンのデザインやトータルバランスを考えると、オプションで追加することがおすすめです。
最初から組み入れることで、サイズが合わず入らないなどの不具合もありません。
レンジフィルター
システムキッチンのデザインやスタイルに注目が行きがちですが、長い目線で考えるならば「レンジフィルター」はこだわっておきたい部分です。
コンロ上にある換気扇のフィルターは、もっとも掃除しづらいところのひとつ。
レンジフィルターの種類によっては、掃除のしやすいタイプも販売されています。
快適性をアップしてくれる!人気オプション
後付けできるけど難しい 床暖房
床暖房や機能性の高い内壁材は、住み始めてからプラスすることは手間がかかります。
生活の中でも冷暖房にかかる電気代は、家計に負担がかかります。
どのようなタイプを選択するのかにより、電気代にも違いが現れます。
生活スタイルに合わせてどのような冷暖房を選ぶのかなど、購入前から検討しておきましょう。
コンセントの増設・移設
暮らし始めてからああしておけばよかったと感じるひとつが、コンセント問題です。
昨今では電気を使用する機器や設備も多く、使用したいところになかったというケースも少なくありません。
せっかくの新しい生活を、コードだらけの空間にはしたくはないものです。
テレワークや在宅勤務など、おうちで過ごす時間も長くなってきています。
いろいろな場面を想定して,コンセントの増設や移設も検討しておきましょう。
自分たちの暮らしにどのようなものをプラスすればいいのかを、しっかりと判断しましょう。
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