中古マンションを購入 理想の間取りにするための基礎知識【D-LINE不動産】

 

◆D-LINE不動産 不動産豆知識2020◆ 江東区・墨田区・中央区・港区

これからの住まいを考える時、新築にしようか、それとも中古まで広げるのか。悩みは尽きないものです。都内で新築マンションを検討した場合、やはりネックとなるのがその数です。毎年新しい物件は増加しているものの、それが自分の求めている地域、立地、条件、価格などに折り合いが付きものだけとは限りません。

一方中古マンションの場合、今は販売会社でもいろいろな対策が練られておりさまざまな情報を事前に集めることも可能です。そして何より物件数が多いことは最大の魅力です。

今回は中古マンションをクローズアップし、その中でも間取りに対することに着目してみましょう。マンションの場合、暮らしやすさ=間取りは密接な関係です。理想の間取りとは?自分たちの過ごしやすい空間とは?

しっかりと把握し、これからの住まいづくりに活かしていきましょう。

 


 

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日本人が好む間取りとは?

 

 

まず日本人が好む間取りとはどんなものなのでしょうか。日本と海外では暮らし方や風土の違いももちろんありますが、そもそも家を選ぶ時の基準が違っていると言われています。

海外で住まい探しとして重要視される部分は、「いかに毎日を楽しく過ごせる配置になっているのか」という部分に注目が注がれます。住まいを移動する動線の中にもそういう部分が組み込まれています。最近の日本の住宅では、LDKの続き空間も一般的になってきました。海外の住まいで多いのが「オープンフロアプラン」という間取りです。できるだけ壁や仕切りを減らし、空間炉一体化した作りが好まれる傾向にあります。

キッチンで料理を作り、隣のダイニングでお料理を楽しみ、リビングで楽しくくつろぐ。そういった日常生活を豊かに感じさせる動線を重要視しているのです。

日本人の場合、日常生活の中であれをしながらこれもという感じで、いくつもの家事を同時に進行するなどが多く行われています。快適な空間が欲しいと思う気持ちはもちろんですが、それよりも重要視される部分が生活しやすい・家事がしやすい「生活動線・家事動線」です。

勤勉な日本時の性格が、住まいの作りにも大きくかかわっているという部分かも知れません。特に水回りの間取りや設備のチェックは、とても重要です。自分たちの生活をどう動き、住まいの方からどう支えてくれるのかをしっかりと確認すること。中古マンションではこういう細かな部分をしっかりと確認することが大切です。

 

間取りを選ぶ際におすすめのポイント!

 

 

まずどんな間取りの物件を積極的に選んだ方がいいのか、おすすめをご紹介します。

 

対面キッチンがおすすめ

 

キッチンからリビングやダイニングにいる家族とも、コミュニケーションの取りやすいタイプのキッチンです。子どもたちと会話を楽しむ、日頃の様子も自然に感じてあげられる間取りになります。

キッチンや他の空間との配置などにも注意してみてください。例えばキッチンとリビングが対面し、ダイニングとは横並びの物件を選んだ場合、お料理を作って隣のテーブルへ運ぶことで移動距離も少なくラクラクです。食事後は後片付けも家族とコミュニケーションを取りながらすれば、いつもより楽しい時間に変化します。

キッチンを中心に間取りを選ぶことも、日常生活をスムーズに過ごせる方法のひとつです。

 

長くから愛される畳のスペース

 

今の住宅はフローリングを使った家も多いのが現状です。畳のない住宅も珍しくはありません。畳とは日本が昔から長く使用してきている住宅素材のひとつです。リビングの一角にゆったりとくつろげる畳のスペースもおすすめです。

そして畳の材料であるいぐさには下のようなデータもあります。

北九州市立大学の森田洋教授は、「畳を用いた学習環境が自児童・生徒の学習面と情意面に及ぼす影響」の研究を行っています。学習塾で畳を敷いた教室とフローリングの教室での勉強効率の違いでるのかという研究です。その結果、畳を敷いた教室で問題を解いた回答数は平均145.7問(正解率90.4%)となり、フローリングの教室での回答数は平均129.0問(88.5%)という結果でした。そして何より目を引くことは、その問題を解いた後に行ったアンケート結果では畳の部屋の子供たちの方が「疲れなかった」「あまり疲れなかった」と答えていたそうです。人が過ごす空間の違いによって、大きな違いが出るということが分かります。

畳の原料であるいぐさの香りには、バニリンとフィトンチッドが含まれておりアロマオイルや室内用の芳香剤にも使用さえています。その香りの持つ特徴には気持ちをリラックスさせる癒し効果、記憶力アップ効果などがあり、知らず知らずのうちに集中力をアップさせた部分も考えられます。

そしてその効果は人にだけある訳ではありません。室内環境を整えてくれる空気浄化効果も高く、消臭機能の面では悪臭原因となるさまざまな科学物質を吸着してくれます。長く使われる、愛されている理由には、しっかりとした魅力が備わっているのです。

 

物件選びで見落としがちな空間の玄関収納

 

リビングやキッチンなど、日頃過ごす空間は物件選びでも目が行きがちです。確かに新しい住まいになるのであれば、快適な空間を求めたいと考えるのは皆さん同じでしょう。一方玄関フロアなどの部分はなかなか目が行き届かない空間です。しかし快適な生活を送る上で玄関のスペースの使い勝手は、生活のしやすさを大きく左右します。

玄関は家族の靴だけでなく、傘やその他の雑貨など思ったよりも物の多い空間です。玄関の広さにプラスして、収納の部分もしっかりとチェックしましょう。

中古マンションでよくある間取りパターンを知ろう

 

 

マンションの間取りはさまざまな種類がありますが、そのマンションの規模やアクセス方式によっても変化します。ここではマンションでよく見かける間取りをご紹介します。タイプの特徴をすることで物件選びがもっと楽しくなります。

 

マンションで多い間取り:田の字プラン

 

日本にあるマンションの中で多く提供されている形が、田の字プランです。この田の字プランの特徴は、ちょうど田の字になるように間取りの中央に玄関が配置され中央を廊下が縦方向に伸びています。縦の廊下と中心部分に当たるところに水回りが配置されており、居室が上下左右に振り分けられています。

 

横への間口が広い:ワイドスパン

 

ワイドスパンとは、一般的なファミリータイプの場合間口がおおよそ7メートル以上あるマンションを指しています。バルコニー側の間口が広く日当たりがいいのが魅力です。そして奥行きの浅い間取りとなるので、部屋の奥の方まで光が届き明るい空間が提供されます。

 

自由度の高い配置:角住戸(かどじゅうこ)

 

マンションの角の位置にできる住戸が角住戸です。一般的には三方が解放された立地になるため、窓も多くあり開放的な空間になります。中住戸よりも通風条件や日照条件にも優れています。またそのマンションの建て方によっては、バルコニーの数も多くあり間取りの自由も広がります。

このように少し紹介しただけでも、さまざまなタイプがあります。ここで紹介した間取りもほんの一例です。自分たちの暮らしに合うタイプをはどんなタイプかを事前に検討しておくことで、物件探しもスムーズになります。

 

 

「買う人の利益」に対するこだわりのポイント

 

POINT 01

資産価値が下がりにくい物件をご提案いたします。

POINT 02

お客様にとって、得になるメリット情報をしっかりお伝えします。

◎リフォームローン、住宅ローンの選び方
◎民間、地方自治体、国の補助金制度
◎リノベーションの必要性とその費用

POINT 03

ご希望物件のネガティブ情報もしっかりお伝えします。

築年数、リノベーション向き不向、耐震、液状化、浸水リスク、維持管理にかかる費用など

POINT 04

必要であれば、ご購入+リノベーションをワンストップでご提案

リノベーションのご希望のお客様にはワンストップでご提案ができます。

購入物件の状況により、必要であればリノベーションのお手伝い

建築会社からスタートした私たちだからできる「不動産仲介とリノベーションを高品質に、ワンストップでご提供する」ことが可能です。不動産とリノベーション、両方の知識と業務ができる専門スタッフがお客様のお手伝いをいたします。

住宅のお悩み・疑問・お困りごとなど、お気軽にお声がけください。