地域で畳のサイズが違う?最近では少なくなった畳のお話し
◆D-LINEアールツーホーム 不動産豆知識2019 『江東区・墨田区・中央区・港区』◆
フローリングの普及に伴い、畳の部屋が減りつつある中、本日は畳のことを調べてみました。
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畳とは井草と呼ばれる畳表(たたみおもて)と、「畳の心臓部」とも言われる畳床(たたみどこ)と、畳をキレイに演出する「縁(へり)」の3つで構成されています。
材料の井草の特徴として、調湿機能、独特の香りにはリラックス効果と集中力を高める効果、空気清浄作用、そして水虫菌に強いらしいです。
サイズも地域によってさまざまです。
京間・本間(191cm×95.5cm)主な地域: 京都をはじめ関西方面。
六一間(185cm×92.5cm)主な地域: 岡山、広島、山口などの山陰地方。
中京間(三六間)(182cm×91cm) 主な地域: 岐阜、名古屋をはじめ中京地方。岩手、山形、福島、北陸、沖縄の一部の地方。
江戸間(五八間)(176.0㎝×87.8㎝)主な地域: 東京をはじめ関東地方と全国各地。関東間、田舎間と呼ばれる場合もあります。
団地間(五六間)(170cm×85cm) 主な地域: アパートやマンションなどの集合住宅。
このように地方によって畳の大きさは違います。
京間と団地間を比べるとかなりの大きさの違いがお分かりになるかと思いますが、この違いの一説には、以前関西方面では家の大きさは畳の大きさをもとに作られていました。
それに対し関東方面では先に家を作り、作られた家の柱から柱の間を1間として畳を作っていました。
こうして畳の大きさに差が出たといわれています。
この後、京の文化の影響を受けて六一間が山陰地方で生まれ、中部方面での三六間、寸法の規格を統一した五六間などが次々と生まれました。
畳のサイズはどの地方のサイズでも2:1になっているのがお分かりになると思います。
現在では、ペット用の畳や洗える畳やカラー畳、床暖房畳もありますので組み合わせ次第では個性的な和室が出来ると思います。
床材の検討としてフローリングと一緒に畳も検討してみてはいかがでしょうか。