中古住宅のデメリットとは？魅力も一緒にご紹介
最近、注目を浴びているのが「中古住宅」。中古住宅には様々な魅力があるのですが、デメリットはないのでしょうか？
良いことだけではなく、きちんとデメリットも把握した上で住まい選びを検討してみてください。魅力もご紹介するので併せて参考にしてくださいね。
中古住宅とは？
そもそも中古住宅とはどのような物件があるのでしょうか？賃貸ではなく購入する場合の住宅の種類が分かれば特徴もわかってくるので、住宅の種類を押さえておきましょう。
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新築戸建
いわゆる一軒家のことを戸建てといいます。家が独立されている住宅のことです。まだ誰も住んでいない新築の住宅を不動産会社や建築会社などから購入して住むことになります。
中古戸建
誰かが住んでいるもしくは住んでいた戸建てのことです。売主から購入することになりますが、多くの場合は不動産会社を仲介して購入することになります。
新築マンション
戸建てとは違い、集合住宅の一室を購入して住むのがマンションです。新築マンションの場合は完工前に販売されることが多く、ギャラリーを見学してイメージをつけて購入することになります。
中古マンション
誰かが住んでいたもしくは取得していたマンションに住むことになります。新築マンションとは違い、建築していた会社ではなく不動産会社を通して購入することがほとんどです。
注文住宅
土地を購入してそこに新たな住宅を一から建てて戸建てに住むことを注文住宅と言います。自分で好きな家を建てられる代わりに土地を自分で見つけてこないといけないなどの手間もかかるのです。
中古住宅のデメリット
中古住宅がどんなものか理解したところで、いよいよデメリットをご紹介していきます。
新築よりも古い
当たり前の話ですが中古住宅は新築よりも築年数が古くなります。しかし、住宅はこの築年数が非常に大事なのです。家はずっと同じ状態の訳ではありません。築年数がたつと構造が弱くなる場合もあったり、物件によってはカビが生えている場合もあります。
リフォームをしなければならない可能性もあるので、その可能性も考慮に入れながら検討や予算の組み立てを行なってください。
住宅ローンが組みにくい
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住宅ローンを組む場合は住宅を担保に入れることが普通です。新築の場合は資産価値がわかりやすいので、あまり考えずに借入額を決められますが、中古住宅の場合は違います。資産価値が低くなっているので、担保としての価値も新築よりも低くなってしまうのです。
中古住宅の場合は銀行もその物件を審査した上で借入額やローンの審査を行うので上限が低くなったり、住宅ローンが組めない場合もあるのです。
住宅設備も古い
住宅の構造や建具、窓などだけではなく、キッチンやバス、トイレなども古い可能性が高いです。最新の住宅設備を使用したいときは交換が必要となるので、どのくらいの費用がかかるのか、そもそも交換工事が出来るのかを事前にリフォーム会社に相談しておきましょう。
中古住宅の魅力
中古住宅のデメリットをご紹介してきましたが、一方で中古住宅の魅力はどんなものがあるのでしょうか。
新築住宅よりも安い
中古住宅は新築住宅よりも安く購入できます。ほとんどの方はこの安さに惹かれて中古住宅の購入を考えるでしょう。住宅はかなり金額の大きい買い物なので、一割、二割安くなるだけでもかなりの金額を抑えることができます。
リフォームを行なっても新築よりも安い場合も多く、住宅設備が古い場合は新品に全て交換したとしても新築住宅よりも金額を抑えられる場合もあるのです。
立地を選べる
新築住宅の場合は新興住宅地が多かったり、マンションの場合は駅から遠い立地しかないという場合もありますが、中古住宅の場合はそんなことありません。駅近の物件や希望の立地の物件が販売される可能性もあるので、焦らず待てば希望の立地条件に合う物件を購入することができるのです。
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物件を確認して購入することができる
新築の場合は戸建てでもマンションでも物件の確認を出来ないケースもあり、イメージ図だけで購入を決めることが多いです。しかし、中古住宅の場合はすでに物件があるのでその物件を確認してから購入することができるのです。
また、周辺環境としてスーパーや学校なども確認することができます。多くはすでに出来上がっている街や住宅地の物件なので、人も長く住んでおり街の雰囲気も掴みやすいのです。
中古住宅購入時に気をつけたいポイントは？
中古住宅のメリット・デメリットを理解した上で、中古住宅を購入したいと思った方も焦って購入はしないようにしてください。気をつけるポイントがいくつかあるので、これらを押さえた上で購入を進めていきましょう。
内覧を必ず行う
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中古住宅は内覧が出来るので、必ず行うようにしましょう。中古住宅は築年数が新しくても住んでいた人によってはかなり消耗している場合もあります。家がどのような状況になっており、どの程度リフォームが必要か把握するためにも必ず内覧を行なってください。
また、構造体など素人が見てもよくわからない場所のチェックはホームインスペクションを利用すると良いでしょう。ホームインスペクションとは第三者の専門家が家をチェックしてくれるサービスとなっているので、構造体も含めてチェック・アドバイスをしてくれます。
中古物件の候補はいくつかあげておく
中古物件は単体で前触れもなく販売されますし、中古物件を購入したいのは自分だけではありません。つまり、検討している間に他の方がその物件を購入してしまうこともあり得るのです。
特に立地に希望がある方は、その立地の中で複数候補をあげた上で素早く絞り込んだり、物件情報に敏感になりながらすぐに契約が出来る準備をしておく必要があるのです。
瑕疵担保責任や保証をチェックしておく
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新築の場合、ほとんどの物件で瑕疵担保責任が売主につきます。これは住宅に欠陥があった場合、売主に責任があり工事費用なども売主が持つという契約です。しかし、中古住宅にはこの瑕疵担保責任が付いていない物件もあります。このように瑕疵担保責任の有無や保証については物件ごとに違いがあるので必ず確認してください。
これらは売買契約時の重要事項の説明時に必ず説明されます。しっかりと自分で確認した上で納得して購入するようにしましょう。
まとめ
中古住宅のデメリットについてご紹介してきました。
中古住宅にはもちろんデメリットもありますが、魅力も様々あります。メリット・デメリットを把握した上でぜひ検討してみてください。
