重要なテーマです! 建て替えかリフォームか!!
◆D-LINE不動産 不動産豆知識2022年 『江東区・墨田区・中央区・港区・文京区・台東区』
一般的に家が20~30年を経ると家族構成の変化が起きます。
そこで現在の間取りではいろいろ不具合を感じます。
また、バスルームやキッチンなどの設備も古くなり、使用自体に問題が出てきたり、使いづらくなってきます。
近年各地で地震が多発していることや南海トラフ地震などがおこると言われています。
そのため地震への備えも考えなければいけません。
現在の耐震基準が大きな分岐点を迎えたのは1981年(昭和56年)と1995年(平成7年)です。
※1981年=建築基準法改正により新耐震設計基準導入(1978年宮城県沖地震を受けて)1995年=耐震改修促進法制定(阪神・淡路大震災を受けて)
何らかの大規模震災を経て、命を守る家の耐震基準やそれにまつわる法が改正・制定されてきました。特に1981年以前に建てられたか、以降に建てられたかで「旧耐震」「新耐震」と呼ばれ、「旧耐震の家」は耐震診断を受けるよう勧められています。
その後2011年には東日本大震災が、2016年には熊本地震が起きました。
もしも耐震診断をして家が危険性があるとわかったときは、耐震リフォームか、建て替えのどちらかを考えなくてはいけないと思います。
ここで建て替えとリフォームを比較してみました。
建て替えを選択した場合
・工期・・・約5~7ヶ月
・間取り・・・自由設計
・工事以外の諸経費・・・解体費、破棄費、建て替え期間の仮住まい費用+引越し費用
リフォームを選択した場合
・工期・・・約1ヶ月(リフォーム内容よって異なります)
・間取り・・・制限有
・工事以外の諸経費・・・特になし
ただし、思いのほか傷んでいる箇所が多いことで費用がかさむこともあります。
費用に関しては築年数が古い事と地形的に地震時で揺れやすく、液状化の可能性があるとようなので地盤調査と基礎を考えないといけない事から建て替えという選択になるのかと思います。
現在、同じようにリフォームか建て替えを悩んでいる方は信頼できる会社・建築家複数から得た見積もりと、もしも建て替えをしたときとの見積もりを照らし合わせ、総合的に判断した方が良いと思います。