住宅購入の際のご参考に! 「買い時」と「決断方法」!!

◆D-LINE不動産 不動産豆知識2022年 『江東区・墨田区・中央区・港区』

◆中古住宅を選んだ理由は?

中古住宅を選択した方のうち、6~7割の方がその理由として「予算的にみて中古が手頃だったから」と回答しています。

新築より割安という点がポイントになったようです。

一方で、中古にしなかった理由としては「新築の方が気持ち良いから」がトップの回答となりました。

新品の気持ち良さと中古の割安感。

不動産に限らず、商品購入の永遠の課題ですね。

◆住替え前後の住宅の比較

住宅を購入した方の住み替え前後の床面積の広さを比較しています。

中古マンションを購入した方は、購入前68.5㎡から購入後69.6㎡とほとんど差がありません。

マンション購入を選択される方は家賃を払い続ける部分に疑問を持ち、住宅購入を決断されているケースが多いのかもしれません。

一方で中古戸建を購入した方は、購入前81.9㎡から購入後121.6㎡と約1.5倍の広さになっています。

戸建てを選択する方は、広さを重視する傾向があるかもしれません。

◆住宅を購入するきっかけ

中古戸建の購入者は、世帯人数が3人または4人の方が全体の60%超という結果となりました。

結婚・出産により手狭になったということが住宅購入の起因になっていることが推測されます。

一方で中古マンションの購入者では、最多が世帯人数2人となっています。

中古マンションの場合には、結婚を機に賃貸から住宅購入へという流れが多いのではないかと思います。

◆住宅取得時に影響を受けたこと

三大都市圏で住宅取得時に影響を受けたことの1位は、「金利動向」となりました。

近時の史上まれにみる低金利が、住宅購入を後押ししているようです。

一方で価格相場の影響率が以前より下がっていることが見受けられます。

オリンピックの景況感や建築関連の人材不足など、不動産価格を押し上げる要因も働いていますが、それ以上に住宅ローンの低金利がプラスになっていると判断している方が多いようです。

いかがでしたでしょうか。

実際には、お住まい購入のきっかけや決断の要因は様々かと思いますが、大まかな市場動向もぜひご参考にください。