住宅購入の際の要注意点です! マンションの管理状態!!
◆D-LINE不動産 不動産豆知識2022年 『江東区・墨田区・中央区・港区』
住宅購入の際、検討の結果、購入を断念する場合もあります。
例えばのお話です。
中規模の中古マンションを購入検討の場合、「管理費が割高」「修繕積立金が割安」という様なときは注意するべきです。
その様なときは、仲介の不動産会社に依頼して管理組合からマンションの重要事項調査報告書を取り寄せ、内容をチェックするべきです。
不自然な管理費の内訳と不安な長期修繕計画がある様なときは要注意です
資料のチェックポイントは、管理費の内訳。
理事長や理事に対して役員報酬が支払われており、各住戸の負担額は毎月数千円の負担な場合は要注意です。
役員報酬を設定すること自体は総会の承認決議を経れば任意で設定が可能ですが、一般的な報酬額と比較するした場合、その報酬金額の設定が高めの場合は要注意です。
各住戸の負担額からしても、少し納得のいかない金額です。
一方、長期修繕計画が将来の大規模修繕の際には予算が不足しそうな見通しでは問題です。
マンションの管理状態の重要性
お住まい探しにおける賃貸と購入の大きな違いの一つは、資産性について考える必要性があるという点です。
賃貸の場合には、住みやすさと家賃のバランスを考えるだけでも良いと思いますが、購入の場合には、将来の資産性や管理・修繕についても気をつける必要があります。
管理状況の良くない物件を購入してしまうと将来の資産価値に影響してしまい結果的に大きな損失となってしまう可能性があります。
もちろん、購入の場合にも済みやすさや購入価格も重要な要素ですが、管理状況や長期修繕計画などもきちんとチェックして判断するようにしましょう。