住宅購入の際の要検討項目です! ペットのためのリフォーム!!
◆D-LINE不動産 不動産豆知識2022年 『江東区・墨田区・中央区・港区』
不動産購入時にペットを飼われている方は必ず、ペットを考慮した家探しをされると思います。
そこで、不動産購入時のおすすめリフォームについて解説したいと思います。
勿論、対策したい内容としては、やはり、ペットの臭いや、いたずら、ご近所への騒音などが挙げられます。不動産購入後にご近所に迷惑をかけ、出ていかなければならないといった事が無いよう、下記の注意事項などもご覧いただければ幸いです。
また「愛犬の足腰に負担がかからない床材にしてあげたい」「のびのびと過ごせる遊び場やくつろぎの空間を制作したい」といった住空間の創造の参考にしていただければと思います。
~table of contents~
〇【壁/消臭/床/防音/防寒】ペットと暮らすためのおすすめリフォーム
◇【ドア/建具】のおすすめリフォーム
まずは「網戸」の少しお値段は掛かりますがネットはステンレス製に張り替える事をおススメ致します。もしくは「ペット用ドア」の設置を行い、扉の開け閉めが無くてもペットが移動できるようにしてあげる事は重要です。また猫がドアを開けるいたずらは「扉交換」や「鍵の追加」で防ぐ方が多いようです。
◇【遊び場/外構】のおすすめリフォーム
ペットと一緒に過ごす為には、ペットがストレスなく過ごせるようにしていただく事が重要です。そこで運動場所として「キャットウォーク」や「ドッグラン」を施工される方もいます。また、庭やベランダの安全対策に「目隠しフェンス」を設置し、ご近所に迷惑をかけないような対策もおススメ致します。また、犬が玄関からの飛び出しての事故は「門扉」で防止したり、散歩後のペットの足を洗える「立水栓」や「シャワープレイス」の新設などもされる方もいますので、不動産購入時にはご検討下さい。
◇【水まわり】のおすすめリフォーム
ペットの入浴には「広い洗面台」や「マイクロバブルバス」を設置する飼い主様いらっしゃいます。また、リビングにいるペットを見守れる「対面式のキッチン」や料理中にコンロが危ない場合は「フタ付きのIHクッキングヒーター」に交換しておくような方もいるようです。
いずれにせよ、不動産購入時に皆様がペットに対して行う、リフォーム内容の詳細や費用目安を解説してみます。ぜひ、今後の参考にお役立て下さい。ペットの性格、ペットの体の大きさ、年齢なども考慮してあげるなどの配慮も必要だと思います。
〇【壁/消臭/床/防音/防寒】のペットと暮らすためのリフォーム・費用
◇壁のいたずら対策には、ペット用壁紙・腰壁がおすすめ
かじる、猫が爪とぎをする、などの理由で「部屋や廊下の壁がボロボロになってしまう」という悩みを抱えている方は、きっと多いはずです。そこで、不動産購入時のリフォームでは丈夫で掃除しやすく、かつ消臭効果や脱臭機能のある壁材に交換されることをおススメ致します。
中でも手頃なのが、「ペット用壁紙クロス」です。
一般的なビニールクロスよりも、ひっかき傷に強く、抗菌・消臭加工されている製品もたくさん流通しています。
壁の下側に、傷・汚れに強い「腰壁」を設置する方法も有効です。
腰壁専用の板やパネル材もありますが、丈夫な壁紙クロスを壁の下部に貼るだけでも効果があるようです。ぜひ、不動産購入時のリフォームではご検討下さい。
上記のようなリフォームでかかる費用は、おおむね以下の通りです。
壁紙張り替え費用:1~1.5千円/㎡
腰壁設置費用:1~2万円/m(高さ90cm程度の場合)
◇防臭・調湿には、珪藻土やエコカラットの施工をご検討下さい。
不動産購入時、消臭・調湿効果がある自然素材を使いたい方には、「珪藻土」塗装や、リクシルの『エコカラット/エコカラットプラス』などもおすすめです。
拭き掃除のしやすさを重視したい方には、壁紙クロスやパネル、エコカラットプラスなどが適しています。
各々の施工費用は、以下を参考にしてください。
珪藻土の塗装費用:3~6千円/m²
エコカラット施工費用:8千~2万円/m²
◇不動産購入時に消臭したいならクリーニングをご検討下さい
リフォームを機に、部屋に染み付いてしまっている臭いも改善したいという場合には、消臭・除菌クリーニングも依頼すると良いようです。
価格設定は、業者によって異なり、床面積(平米単価)で出す所もあれば、室内容積(1立方メートルあたり〇円)と出す所もあります。
また、「30㎡未満/30~60㎡」など、30㎡区切りで一律料金としている業者も多く見られます。
消臭・除菌クリーニング代:平方メートル単位の場合:1~4.5千円/㎡
◇脱臭にはナノイー発生器の増設が有効との声もあるようです
今後しっかり防臭対策していきたい場合は、脱臭力の高い「ナノイー発生器(エアイー)」を設置するのも良いようです。天井埋め込み型であれば、場所を取らず、見た目もスッキリします。
ナノイー発生器の設置費用:4~6.5万円/台
◇換気のために窓を増設する事をご検討下さい。
換気のためには、窓を増設する事も効果的のようです。
※マンションの場合は、外壁を壊して窓を新設する工事は許可されない事が予想されます。
(外壁側に)窓を増設する費用:10~30万円/箇所
※一戸建ての2階などは別途、足場設置代がかかる場合があります
◇床は、足に優しく掃除しやすい、遮音仕様の素材にされる事をご検討下さい
滑りやすい床や「合板フローリング」などの硬い床では、ペットの足腰に負担がかかってしまいます。腰痛持ちのペットも非常に多く、飼い主様は不動産購入時には床材まで気に掛けていただく必要があるようです。また、アンモニアに弱いフローリング材が多いため、マーキングしてしまう子を飼育している場合、床材選びはとても重要です。
そこでリフォームの際には、滑りにくく、柔らかさや耐久力があり、かつ掃除しやすい物を選んでいただければ幸いです。
おすすめは、「ペット用フローリング」や「ペット用クッションフロア」です。
ペットの足腰に優しく、消臭・抗菌機能付きの物が多く販売されています。
マンションなど2階以上の部屋にも適した、防音性が高い物も多いです。
なお、ペットが粗相してしまうことが多いようであれば、掃除しやすい床材にした上で、洗濯しやすいタイルカーペットやマットを敷くのが無難かもしれません。
継ぎ目の少ない床にリフォームしておくと、より掃除が楽になるでしょう。
逆に、あまりいたずらをしない子であれば「コルクタイル」や「無垢材フローリング」といった自然素材もおすすめです。ぜひ、不動産購入時のリフォームにご検討下さい。
フローリング施工費用:6~18万円(6畳の場合)
クッションフロア施工費用:4~10万円(6畳の場合)
コルクタイル施工費用:11~20万円(6畳の場合)
防音フローリング・カーペット施工費用:6~23万円(6畳の場合)
以上、ペットと暮らす不動産購入!おすすめリフォーム方法について解説してみました。