要確認事項です! リフォーム相場、ご存じですか!?
◆D-LINE不動産 不動産豆知識2022年 『江東区・墨田区・中央区・港区』
突然ではありますが、皆さんはリフォーム費用がどれくらいかかるのかご存知でしょうか?!
初めてのリフォームでは相場がわからないものですが、実際にリフォーム会社と話を進める前にどれくらいの予算を考えておけば良いのかを把握しておくことは非常に重要です。
ましてや不動産購入時に中古住宅・中古マンションを検討している方はリフォーム費用について把握しておくと「こんなはずではなかった?!」という事は回避できると思います。勿論、リフォームについては定価がなく、職人さんの費用なども価格はまちまちであり、また提供されるものが「工事」という形のないものなので、相場よりも高く費用をとっている事業者も存在します。リフォーム金額のおおよその相場を把握して、損をしないようにされる事は不動産購入時には重要です。あくまでも参考価格となりますが、今後の住宅購入にお役立ていただければ幸いです。
◇一般的なリフォーム費用の内訳について
リフォームの費用相場を知る上でリフォーム金額にどのような料金が含まれているのかをご紹介します。
◇工事でかかる費用
リフォーム料金に含まれるのは大きく分けて、材料費・施工費(人件費)・諸経費の3つと言われます。材料費は、トイレや洗面化粧台やキッチンといった設備やフローリング・壁材などの資材です。施工費とは、工事をするための費用、つまり職人さんの人件費です。
諸経費とは、スケジュールなどの現場管理費や経費などが含まれます。
◇工事以外にかかる費用
工事以外にもリフォーム期間中の住まいや引越し費用など、特に大規模リフォームでは予算を計上しておいていただく事をおススメ致します。また不動産購入時には不動産の引き渡し後、約1ヶ月間は賃貸物件で過ごすぐらいの余裕を持っていただく事をおススメ致します。
◇設計費
設計費は、小規模なリフォームではほとんど掛かりませんが間取り変更を伴うリノベーションのような工事では、設計費が掛かる場合がありますので注意が必要です。設計費がかかる業者とかからない業者がいますが、工事費に含まれていない場合もあるので別途設計費がかかるかどうか、確認していただく事をおススメ致します。
◇仮住まい・トランクルーム費用(不動産購入時にはあまり関係がありません)
家具を置いてある部屋のリフォームの場合には、荷物を一時的に移動させる必要があるため、家の中でスペースの確保ができない場合はトランクルームなどを借りる必要があります。また、工事期間中に家に住めない場合には、ホテルや短期間の賃貸を借りなければならないため、その分の滞在費や家賃についても必要となる場合がございます。
◇引っ越し・運送費(不動産購入時にはあまり関係がありません)
上記のように仮住まいを利用する場合は、引越し費用やトランクルームへの荷物の運送費がかかります。
◇駐車場代
リフォーム期間中には、家の近くまで職人さんが車できます。自宅やマンションの駐車場が利用できない場合には、必要な台数の駐車場台がかかることが多いです。長期になると非常に高額になってくるので気をつけましょう。不動産購入時には近くに安く借りられる駐車場があるかどうかも調べておくと良いかもしれません。
◇確認申請手数料
増改築を伴う大規模改修の場合には、建築確認申請が必要ですが、手続き費用がかかります。
◇印紙税
工事請負契約を結ぶ際に、契約書に貼り付ける印紙の価格です。
今回は不動産購入時の知っておきたいリフォーム費用の相場について概要をお伝えさせていただきました。
ぜひ、今後の住宅購入の参考にお役立て下さい。