住宅購入の際の選択の一つ! 耐水侵害住宅!!

◆D-LINE不動産 不動産豆知識2021年 『江東区・墨田区・中央区・港区』

設計・施工を手掛けるのは一条工務店と防災科学技術研究所は、耐水害住宅の実験を実施しました。

耐水害住宅とは

浸水を防ぐため水密性が高いことに加え、水位があるレベルを超えると係留されている船のように水に浮き出す家を紹介していました。
実験内容は豪雨や洪水を再現できる実験施設に耐水害住宅と一般住宅を並べ水位3メートルの水を流し込み両方の住宅がどのような浸水被害に合うかの実験でした。

実験結果は、一般住宅はサッシや開閉できる場所から浸水で室内は水浸しになりましたが、耐水害住宅の室内には浸水は認められませんでした。
また耐水害住宅は、洪水時に水没や水圧から免れるよう浮力で水に浮かび、玄関ドアや窓の隙間をなくし水密性を高め、水の浸入や逆流を防ぐ特殊な弁を使うなどの対策を施し、水で地面から約1.5メートル浮上でき、流失しないよう、船を係留するように敷地内の四隅に設置したポールとつなぎ、水が引いた後に元の位置に戻る設計となっていました。
地面とつながっている給排水管は破損させないよう、一定の力がかかると配管の接続部が引き抜けるなどの仕組みになっており配管は簡単に自分でつなぐことができていました。

近年の台風による豪雨や河川の氾濫で住宅が浸水することが後を絶たず、高まる浸水対策の需要見越しての開発のようです。

水害に会われる場所は比較的同じまたは近い場所で被害にあわれます。
もし、耐水害住宅にすれば今までの被害が緩和できるのであればこれからの事を考えれば取り入れたものです。
今回は新築の住宅の紹介でしたがすでにある住宅にも対応できるもの開発して頂くことを願います。

家もいろいろ進化している事、発想の転換によってはまだまだ進化していくのではないかと期待しております。