不動産オーナーの仕事とリスク|賃貸経営の基礎知識
不労所得を得る手段、会社員でもできる副業、として人気の不動産オーナー。確かに魅力ある仕事ですが、もちろん楽なことばかりではありません。賃貸を『経営』する以上、不動産オーナーとしてやるべき仕事はたくさんありますし、もちろんリスクもついて回ります。しかし最近はそのリスクをカバーするサービスも整ってきています。
迂闊に手を出して失敗した…!とならないよう、不動産オーナーとしてどんな仕事をする必要があるのか、どのようなリスクがあり、回避するためにはどのような対策を講じる必要があるのかについて、あらかじめチェックしておきましょう。
~table of contents~
不動産オーナーが再度注目される理由
新型コロナウイルスに大きく影響を受けた不動産市場。オフィスや飲食店が多く入居するテナントは特に、入居者にとってもオーナーにとっても危機的状況が続きました。しかし実際は、販売個数や利回りはそこまで悪影響を受けておらず、心配されていた都心離れもそこまで進んでおらず、今後大きな影響を受けるとは考え辛い状況です。
それよりも、緊急事態宣言やソーシャルディスタンスといった有事の事態に、今の仕事のままでは対応できないことや状況によっては仕事を失う可能性があることに不安を感じ、今後の働き方について見直した方は多いのではないでしょうか。
そんな中、再度注目されているのが不動産オーナーです。今後も新型コロナウイルスの影響を受け、生活様式の変化や働き方の変化は促され続けるでしょう。目まぐるしく状況が変わる中、不動産オーナーならコンスタントに収入を得続けることができます。
不動産オーナーとして成功する近道は、早い段階で検討し、行動に移すことです。今後の人生を考えるのであれば、早めにできる対策は講じておきましょう。
Recommendおすすめ物件
不動産オーナーになる流れ
不動産オーナーになるためには、以下の流れをたどります。
① 予算を決め、希望条件を洗い出す
② 現地調査をし、購入物件を決める
③ 不動産投資ローンの審査を受ける
④ 売買契約をし手付金を支払う
⑤ 引き渡しを行う
⑥ 必要であればリノベーションを行う
⑦ 管理会社と契約をする
一般的には以下の流れをたどりますが、全て自分の力で進めていくのはやはり難しいもの。早い段階で信頼できるパートナーを見つけ、負担なくオーナー業を進めていけるよう準備をしておくと安心です。
不動産オーナーの仕事とは
まず、不動産オーナーは大きく2つに分けられます。マンションを丸ごと一棟所有する『一棟所有オーナー』と、マンションの一室や数しつを所有する『区分所有オーナー』です。
どちらを選ぶかによって仕事内容やリスクの規模は異なりますが、今回は両者に共通する仕事内容をご紹介しましょう。
物件管理
物件の修理や修繕、清掃など物件を管理する仕事があります。物件管理のために費用がかかりますし、継続的に必要になるため物件管理用の資金を確保しておく必要があります。
入居管理
入居者の募集や契約、空室対策といった入居管理を行います。トラブルが起こらないよう、入居者の審査や問い合わせ、家賃の集金、退去対応など様々な管理を行います。
物件環境の情報収集
所有物件の周辺環境がどうなっているかは、入居率に大きな影響を与えます。その土地ではどんな物件が求められているのか、新しく建設されている施設はあるのか、などの確認をします。
税金の支払い
固定資産税や都市計画税など、不動産は所有しているだけで税金を支払う必要があります。税額がいくらになるのか把握しておき、確定申告時に支払います。
不動産オーナーのリスク
不労所得は楽に得られる、というわけではありません。不動産オーナーとしてついてまわるリスクもみてみましょう。
リスク① 空室
入居者が見つからず、空室が続き家賃収入が減る空室リスク。不動産オーナーにとって最大のリスクといっても過言ではありません。
空室が続くと、家賃を下げることも視野に入れなければなりません。そうなると当初想定していた家賃収入を得ることができなくなり、大きな痛手となります。
リスク② 入居者とのトラブル
入居者とのトラブルも、頭を悩まされる原因となります。家賃を支払ってくれない、騒音や異臭トラブル、入居者同士のトラブルなど多くのリスクがつきまといます。また、反社会勢力を入居させてしまいその後のトラブルにつながる可能性もあります。
リスク③ 災害
台風や地震、洪水といった自然災害は大きなリスクです。あらかじめ被害を想定しておくことはできますが、その想定を超えてくるのが災害です。補修をどうやって進めていくのか、ダメージを受けないようどう対策をしておくのかを考えておく必要があります。
リスク④ 老朽化
建物の劣化や損傷など、老朽化もオーナーにとって大きなリスクです。定期的な修繕計画が必要なのはもちろんのこと、想像以上に老朽化が進んでいた場合は多額の費用がかかります。老朽化によって空室が増えるという新たなリスクの引き金にもなります。
リスク⑤ 金利の変動
変動によって金利が上昇した場合、当初想定していた以上にローンの返済額が増える可能性があります。正確に予想することが難しいため、あらかじめ金利の上昇を想定して運用額を決めますが、場合によっては大きなダメージを被ることも。
Recommendおすすめ物件
リスク削減のために利用したいサービス
不動産オーナーになるにあったって、リスクはつきものです。しかし、そのリスクを軽減するためのサービスを利用することで、オーナー業に集中することができますし、自分自身のダメージを減らすこともできます。
D-LINEは、オーナー業のリスクを減らし、安心安全にアパートやマンションの運営を実現できる『賃貸管理サービス』を行っています。
・賃料の滞納保証制度
・家賃の集金代行、入金確認
・トイレや給湯器などの設備不具合への緊急対応
・退去改修工事
・入居者管理、トラブル対応
・教養部の管理、修繕
などの賃貸事業に伴う業務を、専門スタッフが行います。煩わしい業務は外注したい、トラブル対応などはプロに任せたい、といった希望を全て叶えることができます。依頼する業務に関しては相談することができるので、検討されている方は一度ご相談ください。
賃貸管理サービスを利用してリスク軽減するならこちら
不動産オーナーを始めるなら…
不動産オーナーはリスクもありますが、もちろんメリットもあります。最大のメリットはやはり、不動産投資用のローンを組めば少ない自己資金でも投資を始められるという点でしょう。場合によっては物件管理などにかかる諸費用もローンで支払うことができます。
もちろん、メリットだけでなくどんなリスクがあるのかについてもしっかり把握しておくことで、不動産オーナーとして必要な対策を講じることができるでしょう。
プロのサポートを受けながら、不動産オーナーとして新しい人生を歩みませんか?
建築会社からスタートしているD-LINEだからこそ、不動産仲介とリノベーションを高品質に、ワンストップでご提供することが可能です。不動産とリノベーション、両方の知識と業務ができる専門スタッフが、お客様のお手伝いをさせていただきます。
住宅のお悩み・疑問・お困りごとなど、いつでもお気軽にお声がけください。