無くなりつつある駅近くの『開かずの踏切』!?
◆D-LINE不動産 不動産豆知識2021年◆
『江東区・墨田区・中央区・港区』
近年、駅・線路を地下化とする動きをニュースで見るかと思います。
最近ニュースとなっているのは小田急線下北駅ではないでしょうか。
小田急線の下北沢駅と言えば、ライブハウスや劇場など多く、昔から人気高いエリアとして皆さんもご存じだと思います。
小田急線が通勤時の電車の本数を増やす目的もあり、電車が地下を通るようになったため、地上では魅力のある街づくりに力を入れているようです。
2019~20年にかけ小田急線の世田谷代田駅~東北沢駅間のエリアに「下北線路街」を新設、駅東側に「下北線路街 空き地」や客室50室のホテル、温泉旅館や学生寮なども開設する予定で、京王線も井の頭線停車駅でもある下北沢駅を盛り上げようと、21年ごろを目途に商業施設を新設していくようです。
その他ですと、東横線渋谷駅の地下化では「乗り換えが大変になった」という声も多いようですが、東横線と副都心線が直通になった事によって、乗り換え不要で行ける場所がかなり増えました。
京王線調布駅では、京王線と相模線の分岐駅で、本来地上にあった時は京王線の通過待ちなどで相模線が停車する事が多く、ダイヤの構成なども深刻な問題となっていたようです。
地下化を行ったおかげで、柔軟なダイヤ設定が可能となり、利用者数も増えたのではないでしょうか。
また地元の方からも遮断機で通行を妨げられる事がなくなったり、駅も利用しやすくなったとの事で、より街全体が活性化されてくるかと思います。
こういった駅・線路の地下化は私たちの生活をより便利にしてくれています。
という事は、その路線を利用しやすくなり、更には本来駅があった場所に商業施設などや路線沿いにもマンションが建った場合、街全体に人口が増え、その結果活性化されるので、より資産価値があがるという事になります。
既に人気のある駅はもちろんですが、地下化される駅のある路線も利用者数が大幅に増える事を考えると、そういった開発事業なども考慮したうえで、住宅探しをされるのも良いかと思います。
エリア選びが資産価値に繋がるので、是非参考にしていただけたらと思います。