「コロナウィルス」禍で広がり出した「ベランダカフェ」とは!?
◆D-LINE不動産 不動産豆知識2020年 『江東区・墨田区・中央区・港区』
新型コロナウイルスの第3波が到来し、年末年始も不安に過ごされている方もいらっしゃる事と思います。そのような状況の中でテレワーク体制で仕事に取り組む人が増えています。せっかく自宅で仕事をするのであれば、快適に過ごすために工夫をこらす人も多いと思います。外出自粛でも外の空気を楽しめると話題になったのが、自宅のバルコニー(ベランダ)をテラス風に仕上げる『ベランダカフェ』というものをご存知でしょうか?私の友人もマンションのバルコニー(ベランダ)を活用してテレワーク時の気分転換を図っているような人もいます。
ホームセンターなどでも『ベランダカフェ』化の提案を行っていたりしますので『ベランダカフェ』のイメージとして、バルコニー(ベランダ)にウッドデッキを設置し、ウッドテーブルや椅子を置き、観葉植物を配置すればかなり雰囲気の良い仕上がりに出来ます。週末やテレワーク時に淹れたてのコーヒーを片手に過ごすことが出来ればリラックスできる空間に早変わりです。都心のマンションでもテレワークスペースの確保を悩んでいた方には、このようなベランダ活用は渡りに船的なものではないでしょうか?
しかし、マンションのバルコニー(ベランダ)を活用した『ベランダカフェ』は注意が必要です。
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■マンションのバルコニー(ベランダ)は「共用部分」なので、専用使用権の範囲で利用する。
実はマンションのベランダ(バルコニー)の空間は、マンション標準管理規約に照らし、一般的には「共用部分」となります。つまりバルコニー(ベランダ)に接続されている居室の所有者にはその専用使用権が与えられているのみと解釈する事が重要です。その理由としては、バルコニー(ベランダ)が外壁の一部をなす上、災害時の避難経路として重要な役割を担っています。その為、マンション標準管理規約に照らしての使用細則で決められて使用範囲を守る必要があります。また、避難の障害となるような障害物をベランダに置いている場合は消防法にも抵触するおそれがありますので、注意が必要です。
■コロナ禍でマンション購入を検討される際には、テレワークスペースをどう確保するか?
コロナ禍の不動産購入は、このテレワークスペースを考慮した家探しは必須と言っても過言ではありません。最悪、少し広めの不動産を購入していれば、テレワークスペースの確保の為の環境づくりはDIYと市販されている机と椅子を上手く活用して代用すれば可能です。
■どうせだったら、不動産購入時に最高のテレワークスペースの確保をご検討下さい!
新型コロナウイルス感染症の拡大により、テレワークが一気に広がりました。ちなみに、テレワークの一番のメリットは「時間や場所にとらわれずに働ける」といったところだと思います。今流行りのコワーキングスペースやお気に入りのカフェなど、環境が整った場所に出向くことができれば快適な環境で働くことができますが、わざわざお金と感染リスクがある場所への移動も躊躇される方も多いと思います。その為、ぜひ、不動産購入前にテレワークスペースを意識した購入をご検討いただければ幸いです。