団体生命信用保険について!

◆D-LINE不動産 不動産豆知識2020年 『江東区・墨田区・中央区・港区』

自分は問題なく団信加入できるのか?

住宅ローンでマイホームを買おうとしている人にとっては、とても大きな問題です。物件も決まって最後のローン申し込みで団信に加入できないのでNGとなってしまってはショックも大きくなります。物件探しも大切ですがローンを利用する方は、予め団信についても最低限の知識を身に着けておきましょう。

今回は、住宅ローンの本申し込みの際に団信の告知書を書く必要がありますが、告知書を記載する時の注意点についてお伝えします。

告知書はありのまま答える

団信の告知書記入で大切なポイントは、質問に対する事柄を「ありのまま」答えて保険会社に知らせることです。軽い気持ちで過去の病歴や現在の健康状態で事実と違う事柄を告知するのは、絶対にやめましょう。

告知書で事実を告知しなかったり事実と違うことを記載・告知したりすれば保険会社から「告知義務違反」とみなされます。

告知義務違反になれば保険会社は団信の保険契約や特約を解除します。契約を解除されてから住宅ローン契約者に万一のことがあれば団信の保険金を受け取れません。その結果、住宅ローン返済ができず破綻してしまうという最悪の事態も考えられます。団信に加入したいからといって事実と違う告知をしてその結果大切な住宅ローンの保障も大切な住宅も失ってしまうのでは意味がありません。
告知義務違反には何一つメリットがなくデメリットしかありません。必ず正しい告知をするようにしましょう!

健康状態に不安がある方は、ワイド団信を平行して検討

持病があったり健康診断で指摘を受けたり健康状態に不安があるときは,

ワイド団信の検討を同時にしましょう。不安がれば、仲介業者の担当者または、金融機関の担当者に相談ください。

ワイド団信とは、一般の団信よりも告知内容が緩和されている引受基準緩和型の団体信用生命保険です。そのため一般の団信の審査で引き受けを断られた方でもワイド団信なら引き受けてもらえる可能性があります。

ただワイド団信に加入するためには、住宅ローン金利に一定の金利上乗せが必要になるケースがほとんどです。また健康状態に不安があったとしても一般の団信に加入できる場合はあります。そのため、まずは一般の団信で審査を受けてから、ワイド団信を検討するようにしてください。ただし融資承認まで時間がない方は、前述のとおり一般団信とワイド団信を並行して出しましょう。

団信の保障を得るためには、ありのままに告知を

万一のときに住宅ローン残高が保障される団信。
家族にとって安心できる手厚い保障が魅力ですが団信の加入時には健康状態の告知と審査が必要です。

団信の加入条件や審査内容は非公開となっています。そのため「入れるか、入れないか」は事前に分かりません。もし告知書に該当する質問があっても、加入できないというわけではないです。まずはありのままの健康状態を告知し審査を受けることが大切です。

健康状態に不安があるからといって告知書に事実と違う告知をすれば団信の保障を得られません。住宅ローンの返済ができなくなる可能性もあります。事実と違う記載・告知にはデメリットしかないので必ず正直に告知してください。家族全員が安心して団信の保障を得るために大切なのは、正しく告知書を記入し,

適切な保障で備えることです。

また団信にはさまざまな種類がありそれぞれ審査内容も違います。一般の団信で審査に通らなければ、健康に不安がある方でも加入しやすい「ワイド団信」の加入も検討してみてはいかがでしょうか。