失敗しない中古住宅の購入をするために
新しい住まいを購入する。
それは新築であろうと、中古であろうと、不安はつきものです。
物件の購入は決して安い買い物ではないため、誰しも後悔したくはありません。
中古物件の購入は、新築よりも早く手に入れられるなどのメリットもありますが、物件の選択によっても大きく影響が現れます。
築年数や見た目だけでは分からないのが、中古物件購入の難しさです。
中古住宅を購入して失敗しないためのポイントを、まとめておきましょう。
~table of contents~
中古住宅 選び方のポイント
新築物件でも、見た目のきれいさは確認できますが、建てられている内部は確認できません。
中古物件の場合、建築されてからそれ相応の年月が経過していることから、さらに注意が必要です。
では中古物件を選ぶ際、どんな点に注意をしたら良いのでしょうか。
たくさんのポイントがありますが、その中でも押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。
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物件の希望条件に優先順位をつける
新築物件と比べ、中古物件は購入までの期間が短い場合も多々あります。
そして実際に人気の高い物件の場合、早急な決断が必要なこともあります。
住まい選びのためには、通勤しやすい場所がいい、購入価格を重視したい、暮らしやすい間取りが良い、暮らしやすい環境の整った地域をなど、人それぞれの希望があります。
特にお子様などがいるご家庭の場合、学校などの環境など、教育環境も重要になります。
しかし全部の希望を叶える物件を探すことは、膨大な時間と労力を必要とします。
中古物件をスムーズに選択するためには、希望条件の中から「どれを優先するのか」を、決めておくことも必要です。
情報だけに惑わされず、物件を判断すること
中古物件を購入して失敗したと感じるケースのひとつが、「物件の老朽化」です。
自分たちの予想よりも老朽化が進んでいたため、購入費以外の費用が発生してしまうことも考えられます。
中古物件の場合、その建物や物件に対する情報も公開されます。
ひとことで「築10年」と記載されていても、今までの使用状況およびメンテナンスの程度などにより、建物の傷み度合いは大きく変化します。
広告の記載は最低限の情報と考えて、現地にてしっかりとチェックすることが大切です。
現地確認の不足は、中古物件の失敗につながります。
気に入った物件は、数回内覧してみましょう
物件の購入の際、実際に建物内を見ることができる「内覧」を行うことができます。
間取り図や写真だけでは分からない部分を、実際に見て、確認できる貴重な時間です。
お気に入りの物件であっても、その場で即決せずに、しっかりと状況をまとめ検討することが大切です。
その内覧も、できるのであれば数回行うことをおすすめします。
内覧を数回実施することで、
○ 物件を見ることだけに気を取られ、必要な箇所の見逃しを防げる
○ 違う時間帯に内覧することで、その物件の状況の新たな部分が見える
○ 天候によっても日当たりなど、周りからの環境も確認できる
など、これから住む物件を判断するためのデータがより多くなります。
この他にもいろいろな部分がありますが、その中でもこの3つは心がけ次第でできるポイントです。
物件選びの際に、ぜひ役立ててください。
先輩の失敗から中古住宅購入を学び取ろう
失敗しない物件を購入するためには、中古物件購入者の意見はとても参考になります。
失敗を知ることで、自分たちが気をつけなければいけない部分も明確になります。
ここでは、中古物件購入者の失敗談をご紹介します。
リノベーションがしたかったのに、うまくいかなかった
<失敗例>
予算を抑えて中古物件を購入し、リノベーションで暮らしやすい間取りにする予定でした。
いざ購入して、キッチンとリビングをつなぐ壁を取り払い、仕切りのない開放的な空間にしようとしたところ、構造的に壊すことはできないと分かりました。
購入とリノベーションを同時に行えばと、後悔しました。
リノベーションを検討している人は、構造などもチェックが必要です
現在建ててある物件をリノベーション使用と思った時、障害となるのが建物の構造です。
以前のコラム「構造によって変化するリノベーションの未来【D-LINE不動産】」でも解説しましたが、撤去のしづらい構造や撤去できない壁や柱が存在します。
その部分を無理に撤去してしまえば、住宅の安全性に影響をあたえる場合もあるからです。
予算などの関係もありますが、リノベーションを購入後に検討している方は、「ホームインスペクション」で住宅の状態を判断してもらうことも、方法のひとつです。
また購入に合わせて、リノベーションを実施してくれる会社もあります。
方法は決してひとつではありません。
購入の際、今後の予定を相談してみるなど、できることを行うことで失敗を回避できる可能性もあります。
物件の確認不足を反省
<失敗例>
マンションの購入を急いでしまい、物件しっかりと確認せずに購入してしまいました。
友人がリノベーションを行い快適な空間になったと知り、購入を抑えた費用で我が家もリノベーションを行いました。
リノベーションを進めていく中で、雨漏りとシロアリが判明し、追加での対応が必要となりました。
購入時しっかりと確認するなど、もっとできることをしておけばと後悔しました。
物件の状態をしっかりと見極めることも大切
確かに物件の場合、見えない部分も多く、購入後雨漏りやシロアリなどの不測の事態につながる場合もあります。
実際に多く確認したからとはいえ、構造内のことは気づけないこともあるでしょう。
しかしどんな状態になろうとも、後で「こうしておけばよかった」と思わせない行動をしておくことが大切です。
見極めが難しい中古住宅の場合、ホームインスペクションの利用や、売買契約時に瑕疵(かし)担保責任について確認しておくことも大切です。
瑕疵担保責任があることにより、購入後に起こりうるリスクを軽減することも可能です。
今回はふたつの事例をご紹介しましたが、失敗例から学べるヒントを役立てましょう。
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中古物件の購入をするならば、地域性も重要です
まとまった分譲地や新築のマンションなどの場合、そこで暮らし始めるタイミングも似通ってきます。
そのため暮らし始めてから、その地域性に戸惑うということも、少ないかも知れません。
しかし中古物件の場合、その地域の風土もできあがり、そこで長く暮らす人が多くなります。
自分たちが無理なく馴染める環境なのかどうかも、購入の際の判断材料となります。
その地域に順応できるよう、下調べをしておくことをおすすめします。
住宅は生活の中でも、基盤となる部分です。
長く暮らす住まいだからこそ、無理のない状態で過ごしたいものです。
自分や家族の生活スタイルに適しているか、周囲の防犯性の確認など、しっかり見極める必要があります。昼と夜とで環境が大きく変化する場合もあります。
昼間の雰囲気だけでなく、夜の雰囲気も合わせて確認しておくことをおすすめします。
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当社ou2(オーツー)株式会社は、木造注文住宅(クレバリーホームfor Tokyo)、リフォーム(アールツーホーム)、3-8階建て鉄骨住宅(M-LINE)、不動産・リノベーション(D-LINE)など総合住宅サービスを提供している会社です。
そして中古物件などを取り扱うD-LINE(不動産・リノベーション)では、「買う人の利益」を優先することを第一に「買主様に寄り添って仲介をするバイヤーズエージェント」を目指しています。
「買う人の利益」に対するこだわりのポイント
POINT 01
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ご提案いたします。
POINT 02
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しっかりお伝えします。
◎リフォームローン、住宅ローンの選び方
◎民間、地方自治体、国の補助金制度
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POINT 03
ネガティブ情報も
しっかりお伝えします。
築年数、リノベーション向き不向、
耐震、液状化、浸水リスク、
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POINT 04
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リノベーションのご希望のお客様には
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