中古マンション購入VS賃貸住まい お互いのポイントをまとめます【D-LINE不動産】
これからの生活を考える時、いろいろなことが頭の中をよぎります。その中でも住まいは、生活の基盤となる部分です。
今賃貸で暮らしている人も、いつかは自分たちのマンションを!
しかしいざ、マンションを購入するとなった時、本当に購入しても良いのかなど、二の足をふんでいる方も多いのではないでしょうか。今回はそんな方のために、賃貸とマンション購入の違いを比較してみましょう。
実際に目にして、その違いを把握することで、進むべき方向も明確になってきます。これからの人生で後悔しないために。賃貸で暮らすのか、それともマンションを購入するのか。この大きなテーマについて一緒に考えてみましょう。
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中古マンション購入VS賃貸を選んでいる理由は?
賃貸で暮らす人。マンションを購入して暮らす人。世の中にはたくさんの人がいます。それぞれの暮らし方には、メリットやデメリットなど、必ずあるものです。
ここではお互いの暮らし方を選んでいる理由を、解説していきましょう。その違いを知ることが、後悔しない住まい選びには大切です。しっかりと把握していきましょう。
国土交通省では2001年より「住宅市場動向調査の報告書」を公表しています。この調査は、住み替え・建て替え前後の住宅や、その住居に居住する世帯の状況及び住宅取得に係る資金調達の状況等について把握し、今後の住宅政策の企画立案の基礎資料とすることを目的として、毎年実施しています。
今回は国土交通省から公表されている資料から、現状を分析していきます。
賃貸を選んでいる人の理由
平成30年度の住宅市場動向調査の報告書では、住宅の選択理由として、下のようになっています。
平成30年度 住宅市場動向調査~調査結果の概要~|国土交通省 住宅局よりグラフを作成
民間の賃貸住宅の場合、住宅の立地や住む場所の環境をおさえ「家賃」という、現実的な部分で選ばれているようです。
確かに賃貸の場合、購入物件とは違い「自由に住み替えができる」部分は最大の魅力でしょう。自分たちが支払える価格を設定しながら、実際に暮らすことで住まいの評価ができることは、選ばれる理由としても大きな部分でしょう。
賃貸派の本音はこんな感じ
○ 賃貸なら生活スタイルに合わせて環境も変えやすいので、便利。
○ 賃貸ならいつでもきれいな物件に住めるから、快適。
○ 近所に対して最低限の付き合いで住むので、暮らしやすい。
○ 購入すると税金などがかかるので、賃貸にしている。
このような率直な意見が多いようです。
中古マンションの購入を選んでいる人の理由
今度は住まいをしっかりと購入している人の選択理由を見てみましょう。
平成30年度 住宅市場動向調査~調査結果の概要~|国土交通省 住宅局よりグラフを作成
新築マンションよりも費用が抑えられる中古マンションですが、やはり大きな金額が発生することには違いがありません。そのため購入にかかる価格に対しての関心は、どうしても高くなりました。
しかしその価格に対する選択をおさえ、立地環境での選択が1番となっています。賃貸では42.8%から、60.5%とかなりの伸びになっています。
これからの生活基盤を決定することを考えると、立地や周りの環境を住まい選びに活かすことはとても大切です。
マンション購入派の本音はこんな感じ
○ 同じ金額を払った場合、マンションは形として残るので安心。
○ 今だけを考えれば賃貸でも良いけれど、老後など先を考えた時、住む場所があることで安心感がある。
○ ローンが終わったら支払いがなくなるのは、やっぱり素直にうれしい。
○ 自分らしく住まい環境も変えられる。
○ 万が一の時、購入の際しっかりとした仕組みを作ることで家族に安心を与えられる。
やはり住まいに対する愛着や、暮らしやすくするためのリノベーションなど、自由度は大きく変化します。
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同じ金額を払っても、大きく意味が違う
賃貸と中古マンションの購入を比較する時、一番分かりやすい目安が「月々の支払い」ではないでしょうか。確かに同じ金額を、一方は家賃、一方は住宅ローンで支払うだけで、出ていく金額はおなじでしょ!と思われがちです。
確かに金額は同じでも、その奥にあるものは大きく違いがあるのです。その違いについて考えてみましょう。
金額を支払う意味合いが、こんなにも違う
賃貸物件での生活の場合、毎月の家賃は住まいを提供している「大家さんや不動産会社」に支払われます。その金額はもちろん、その空間を提供し続けるための経費として補填されます。
一方中古マンションの購入の場合、住宅ローンの返済に充てられることが一般的です。住宅ローンは、住宅購入のために金融機関を活用した費用です。その月々の金額には、住宅購入にかかった費用の他に、金融機関に支払う経費も含まれています。
元本返済分(中古マンション購入費用)は、借りた金額を返すのではなく「購入した住宅の代金に充当される=自分たちの資産になる」ということです。
同じ金額の中から着実に、自分たちの資産にできることは、とても大きなことなのです。
もしもの時に安心を与えられる方法もあるのです
マンション購入は着実に資産につながるため、どうしても初期にかかる金額は大きくなります。そのため購入に対して、消極的になってしまう方も多いのではないでしょうか。
賃貸で暮らしている場合、「自分に何かあってもローンを完済して家族に安心を残せる」方法もあるのです。
それが「団体信用生命保険(団信)」です。
賃貸で暮らしていて借主に万の出来事が発生した場合、残った家族はそのままの家賃を払い続けていく必要があります。その場合どうしても収入面では、落ち込んでしまい同じ暮らしを維持していくことは、難しい場面も考えられます。
一方中古マンションの場合、団体信用生命保険に加入することにより、住宅ローンが完済され、残された家族はローンの負担もなく、購入した家に住み続けることができるシステムです。
通常であれば残された家族が受け取るはずの保険金を、金融機関が受け取り、残りの住宅ローンを完済するのです。家族に対する安心を、形にして残していける。賃貸のままでは決してできない!このことはとても大きなことなのです。
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