WEB契約(非接触契約)とは?!
◆D-LINE不動産 不動産豆知識2020年 『江東区・墨田区・中央区・港区』
新型コロナウィルス感染拡大防止のために自宅購入・売却活動を控えていらっしゃるお客様も多い事かと思います。しかし当社では、ゴールデンウィーク中のステイホームが呼びかけられていた時期でも緊急事態宣言下での契約の形について記載いたします。
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売買契約と重要事項説明は従来、売主・売主仲介会社・買主・買主仲介会社の4者が重要事項説明に約2時間、売買契約に約1時間、個室で集合して3蜜を作る環境が当たり前でした。
①IT重説
法律上は、宅建士が対面で行うとされている重要事項説明(略称:重説)についてITツールを利用する社会実験が行われています。ITツールとは「Zoom」等を指し非接触で行います。
②印紙が不要になる電子契約
「電子契約」とは、紙ではなくWEB上で契約成立の証拠として電子署名やタイムスタンプを付与した電子ファイルを利用するもので、最近、小澤征悦さんがハンコに別れを告げるCMにもある「クラウドサイン」等があります。今回は、この「クラウドサイン」を利用しました。電子契約を利用すれば、重要事項説明から売買契約まで誰とも接触することなく成立させることができるのです。
電子契約には、もう一つ大きなメリットがあります。例えば、5千万円を超え1億円以下の物件の売買契約の場合、印紙が6万円(現在軽減措置中の為3万円)必要なのですが、電子契約の場合これが不要になるのです。3万円から6万円も浮いたら、美味しい食事を3回くらい食べられますね。
「IT重説」や「電子契約」の利用は今後一気に加速してくる可能性が高いと実感しております。
もちろん、売主様や売主仲介業者の同意が前提となり、そして何よりも皆様の取引の安全が大前提です。全ての不動産取引がこの形式になるということではありませんが購入前の「WEBでの個別相談」はもちろん、「IT重説」・「電子契約」等、業界の新しい形として進められていくと考えられています。