最近の住宅の窓事情?!
◆D-LINE不動産 不動産豆知識2020年 『江東区・墨田区・中央区・港区』
最近の新築住宅の窓は小さい、または少ない傾向にあります。
断熱性能を高めるためにそのような住宅が増えているようです。
建築基準法では、居住の目的のための居室については、採光に関する基準(建築基準法第28条第1項)と換気に関する基準(建築基準法第28条第2項)をクリアされているので小さい窓、また窓が少なくても大丈夫です。
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■採光を必要とする居室と開口部の大きさ
一般の住宅の場合、居室とは「居間」「寝室」「台所」です。
居室は採光上有効な開口部を設けなければなりません。
住宅の居室のうち、居住のために使用されるもの開口部の有効面積、居室の床面積 1/7は必要となります。
たとえば居室の床面積が6帖間であればその床面積は約10㎡ですので、その1/7の1.43㎡以上の面積を持つ窓が必要です。
(地下に居室を設ける場合には、開口部の前にから掘りを設ける、
換気設備を設ける、湿度を調節する設備を設ける、等のいずれかを設けなければなりません。
これからの住宅は高い省エネ性能を求められるので窓は小さい+少ないというスタイルになると保温(断熱)性能の面で有利です。
窓は小さいその他の理由もあるようです。
1.プライバシー=外から見られたくない
2.断熱性能=窓はどうしても弱点となる
3.コスト=窓は壁よりも費用はかさむ
4.防犯=小さければ入れない
5.構造的な問題=工法により壁量が必要になる
上記の事を考えると窓の配置はとてもむずかいしですが自分たちの生活にあった住まいづくりの大切な部分となります。
住宅は、一生の中でとても大きな買い物です。後悔をすることのないようにじっくりとご検討下さい。