公図の見方、公図上の境界線の表示方法!!
◆D-LINE不動産 不動産豆知識2020年 『江東区・墨田区・中央区・港区』
法務局に備えられた地図(公図)をご覧になったことはあるでしょうか。
土地の位置関係や土地の形状などが記載された図面になります。
正確には、精度の高い「地図」と精度のやや劣る「地図に準ずる図面」に区分され、多くの土地についてはまだ精度の低い「地図に準ずる図面」となります。
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この2種類の地図を併せて、一般的には「公図」と呼んでいます。
この公図に記載された「黒い丸」の意味はご存じでしょうか?
この公図への記載方法は、「地籍図の様式を定める省令」により細かく規定されています。
黒い丸が4つ連なっている場合は「市町村」の境界、黒い丸3つ連なっていれば、「大字」の境界、黒い丸2つは「字」の境界という意味になります。
また、黒丸の大きさは0.3mm、黒丸同士の間隔は2.0mmです。
さらに、「一辺が短く、黒丸を連ねることができない場合には黒丸1つでよい」という風に、とても細かく規定がされているのです。
公図に記載する地番の数字についても、「アラビア数字」「横書」「ゴシック対」「字高2.0~3.0mm」「字隔2.0~3.0mm」と決められています。
そこまで細かく決めるのか、という印象もありますが、もしこれが決まっていないと、地図ごとに記載がバラバラのとても見にくいものになってしまいます。
不動産購入は一生に一度とも言える大きな買い物です。後悔のない様にいろいろと検討されるべきです。
購入を検討されている物件の公図も是非ご確認下さい。