マンションの間取りを極める 3LDKってどんな広さ【D-LINE不動産】

 

中古マンションを含め自分たちの新たな環境を求める時、どのくらいの広さが実際必要なんだろうと悩む方も多いでしょう。そして物件情報などを見ても、当たり前に使われている設計用語に対して“いまさら聞けない”と感じている人も。

今回は新しい住宅探しをしている人に、「これだけは知っておきたい基本知識」に着目し解説していきます。ちょっとしたことを知識として頭に入れておくことで、物件探しも有効的に行うことができます。衣食住の中でも住居は、長い時間そこに過ごす・簡単に買い替えもきかない「生活の基盤」となる部分です。正しい知識とちょっとした工夫から、自分たちのライフスタイルに合う住まい探しを実践してみましょう。

この家に、この間取りにして良かった。そう感じてもらえる住まい探しを応援しています。

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住みやすい間取りを探す基礎知識

 

 

住みよい間取りを探すためには、何も考えず行動してもいい物件には出会えません。自分たちらしい住まいを探す・検討するためには、事前の準備も大切です。まずは物件の情報を正確に知るための基礎知識を把握しましょう。

 

間取り図とは

 

中古マンションなどの物件を探す時、一番頼りになるものが間取り図です。間取り図を見ることで、新しい住まいへ思いを巡らせる、自分たちの生活に合うスペースなのか判断材料にもなります。間取り図とはただの間取りが書いてあるものではなく、自分たちが考えているよりも多くの情報が詰め込まれています。住まい全体・各部屋の広さや配置などの基本情報や、出入りを行うドアや窓の位置など空間のすべてが分かるようになっている図面です。

その図面を読み解くことで、どんな生活が送れるのか。どんな動線で動けるのか。自分たちの暮らしにどんな潤いをもたらせてくれるのかなど、想像することもできます。間取り図自体はとてもシンプルにできています。そこに示された情報をしっかりと読み取ることが、自分たちに合う住まい選びの第一歩になるのです。

 

間取り図の中でチェックしておきたいポイント

 

いろいろな情報の詰め込まれている間取り図ですが、検討中の場合など細かく見ていられない場合も多い状況も考えられます。その中でもここだけはチェックしておきたいポイントはどこにあるのでしょうか。物件探しでミスしないためのポイントをまとめます。

 

<物件の向きを必ず確認しよう>

 

部屋の広さや空間の状況などに目を奪われがちになりますが、まず確認したいことは「物件の向き」です。間取り図面内では方位記号が使用されており、Nが北側、その反対が南側を示しています。その物件自体がどの方向を向いているかによっても、日当たりや風の動きなど部屋の快適性の面では大きく変化します。

中古マンションの検討の場合、お気に入りの物件をいくつかセレクトして検討という場合も多いと思われます。物件の検討の際にも、最終的には物件の方向で決まることも少なくないのです。

 

<各スペースの広さ確認しましょう>

 

住宅の広さを表している単位として一般的なものは、「畳」や「平米(㎡)」などの単位が使用されています。畳は文字の通り、畳1枚分の広さを示しています。そのため何となくイメージもしやすいでしょう。一方平米(㎡)は、ピンとこない方も多いのではないでしょうか。

そこにはしっかりとした基準があり、1畳は1.62㎡となっています。居室の広さ(㎡)を1.62で割ることで何畳分なのか計算することも可能です。下には坪数・平米数・畳数の早見表になっています。参考にしてください。

坪数 平米数(m2 畳数(目安・中京間)
1坪 3.31m2 約2畳
5坪 16.52m2 9.98畳(約10畳)
10坪 33.05m2 19.96畳(約20畳)
15坪 49.58m2 29.94畳(約30畳)
20坪 66.11m2 39.92畳(約40畳)
25坪 82.64m2 49.90畳(約50畳)
30坪 99.17m2 59.88畳(約60畳)
35坪 115.70m2 69.86畳(約70畳)
40坪 132.23m2 79.84畳(約80畳)
45坪 148.76m2 89.82畳(約90畳)
50坪 165.28m2 99.80畳(約100畳)
55坪 181.81m2 109.78畳(約110畳)
60坪 198.34m2 119.76畳(約120畳)

 

<自分たちに必要なスペースをしっかりと検討しよう>

 

新しい住まいには、「こんな空間が欲しい」などの理想。「こんな部分が困っていたから、何とかしたい」というような希望。などさまざまな思いが交錯します。すべての願いが叶えられる物件を探すことは、難しいのです。その中でも自分たちの生活の中で欠かせないスペースやこだわりたいポイントなど、しっかりと方向性を決め順位決めをしておくことで、物件選びもスムーズに進みます。

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基本用語を理解しましょう

 

 

間取り図をしっかりと把握するためには、基本となる設計用語を覚えておくことが一番の近道になります。今まででも見たことにある表記には、しっかりとした基準があること。そしてその意味合いをしっかりと理解することが大切です。

<間取り図に使われる部屋の略称一覧>

略称 呼称
L リビング
ソファやローテーブル、テレビなどを置き、家族で集える・くつろげる空間を表しています。
D ダイニング
テーブルおよび椅子を置き、食事を取る空間を想定しています。
K キッチン
調理のできるスペースである台所を表しています。
DK ダイニングキッチン
1室に台所と食事室の機能がある仕切りのないスペースを表しています。
LDK リビング・ダイニング・キッチン
居間・食事室・台所のスペースが、仕切りのない1つの部屋になっている空間となります。
R(Room) ルーム
単独の空間となる個室を意味しています。
BR ベッドルーム
寝室を表しています。
MBR メインベッドルーム
寝室の中でも最も広い部屋の場合に使われます。
CL クロゼット
洋服や小物など収納できるスペースを指しています。
WIC ウォークインクローゼット
出入りする際、歩いて入れるような広さを持つ大型収納スペースになります。
WTC ウォークスルークロゼット
出入り口が二ヶ所あり、歩いて通り抜けできる大型収納スペースとなっています。
RF ロフト

原則的に固定されていないハシゴで上り下りする小屋裏収納のことを表しています。

建築基準法上では居室にみなされない空間となります。

Ent エントランス
玄関を表しています。
HALL ホール
玄関から居間までの廊下や広間の事を表しています。
SB シューズボックス
家族の靴を収納する、昔からある下駄箱の事を指しています。
SIC/SCL シューズインクローク/シューズインクロゼット
一般的には玄関の隣などにあり、靴をはいたまま出入りができ便利な収納スペースになります。
S サービスルーム
居室のように感じる空間ですが、建築基準法上の採光や換気の基準を満たしていないため納戸の扱いとなります。
DEN 書斎
仕事や趣味などに使用する小さめな部屋を指します。※中にはサービスルームをDENと表記する場合もあります。
UB ユニットバス
一般的には天井・壁・床・浴槽が同一素材で作られた一体感のある浴室を表します。洗面とトイレが完全に独立したファミリータイプの場合でもUBと記載されることがあります。
WC トイレ
トイレを表しています。
PS パイスプペース
給水管、排水管、ガス管などパイプ設備が通っている空間を指します。

 

 

生活を潤す動線とは

 

 

快適な暮らしやすい住まいを探すポイントとして、間取りなども重要なアイテムのひとつです。そのアイテムを皿に活かすことができるもの。それが動線です。いくら方角も良く、広々として、価格も自分たちに理想に合った物件があったとしても、そこに有効な動線がないことで「不便さ」を感じてしまうのです。快適な間取りとなるかの原点には、動線の良し悪しが大きくかかわってきます。

生活に必要とされる動線には2種類があり、「家事動線」と「生活動線」に分けられます。

家事動線とは、家事で使用するスペースを移動する動きを表しています。料理・洗濯・掃除と、家事は日常の生活に欠かせないものです。家事労働は自分たちが思うより、負担の大きなものです。無駄な動きをしない間取り+動線にすることで、家事にかかる負担を軽減できます。

生活動線とは、生活の中で移動する流れを表しています。移動する距離を短くすることはもちろんなのですが、家事動線と大きく違うところは「家族同士で重ならないように動きを作る」ことです。朝起きてから家族が外出するまでの用意を行う時、重なり合い混雑をしないか。来客があった場合、日常を見せずに案内できるかなど、求めるものに対して対応できているのか確認してみましょう。

快適な空間のある住まい探しは、物件の広さだけではなく、間取りの配置や動線のあるなしでも大きく違ってくるのです。検討していく中で気に入った物件は、自分の目で見て確かめ、体感して確認することが重要です。実際に室内を歩いてみることで、違った感想が浮かんでくるかも知れません。

 

 

「不動産を買う人の利益」を大切にしています

当社ou2(オーツー)株式会社は、木造注文住宅(クレバリーホームfor Tokyo)、リフォーム(アールツーホーム)、3-8階建て鉄骨住宅(M-LINE)、不動産・リノベーション(D-LINE)など総合住宅サービスを提供している会社です。そして中古物件などを取り扱うD-LINE(不動産・リノベーション)では、「買う人の利益」を優先することを第一に「買主様に寄り添って仲介をするバイヤーズエージェント」を目指しています。

「買う人の利益」に対するこだわりのポイント

POINT 01

資産価値が下がりにくい物件をご提案いたします。

POINT 02

お客様にとって、得になるメリット情報をしっかりお伝えします。

◎リフォームローン、住宅ローンの選び方
◎民間、地方自治体、国の補助金制度
◎リノベーションの必要性とその費用

POINT 03

ご希望物件のネガティブ情報もしっかりお伝えします。

築年数、リノベーション向き不向、耐震、液状化、浸水リスク、維持管理にかかる費用など

POINT 04

必要であれば、ご購入+リノベーションをワンストップでご提案

リノベーションのご希望のお客様にはワンストップでご提案ができます。

購入物件の状況により、必要であればリノベーションのお手伝い

建築会社からスタートした私たちだからできる「不動産仲介とリノベーションを高品質に、ワンストップでご提供する」ことが可能です。不動産とリノベーション、両方の知識と業務ができる専門スタッフがお客様のお手伝いをいたします。

住宅のお悩み・疑問・お困りごとなど、お気軽にお声がけください。

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