つなぎ融資とは!?
◆D-LINE不動産 不動産豆知識2020年 『江東区・墨田区・中央区・港区』◆
つなぎ融資
つなぎ融資とは、住宅ローンの融資が実行されるまでの間に一時的に借りる別のローンの事を指します。
Recommendおすすめ物件
つなぎ融資が必要となるケースは大きく分けると下記3つのケースです。
- 新たに土地を購入して注文住宅を建築する場合で、引渡し前に資金が必要となる場合。(主には、先行で購入する土地購入費用、建築の着手金や、中間金の支払いなど)
- 中古住宅を購入してリフォームする場合で、リフォーム一体型ローンだが、リフォーム後に融資が実行される場合。(主には、先行で購入する中古の土地建物購入費用、リフォームの着手金や中間金の支払いなど)
- 買換えの場合で、売却予定の住宅が、新居の資金が必要となる時期までに売れない場合には、売却予定の住宅が売れるまでの間、つなぎ融資が必要となる。
※但し、売主や建設会社によっては、残金決算を待ってくれるところもあり、その場合には、つなぎ融資が不要となるケースもあります。また、代理受領といい、工事会社が金融機関から直接、融資を受ける場合もあります。このような契約の場合は、つなぎ融資なしに、住宅の引渡しを受けることも可能になる場合もありますが、代理受領が可能かどうかは、工事会社次第となるので、事前に確認が必要です。
つなぎ融資は、住宅ローンと別のローンです。したがって、別途、融資手数料が必要となる上、通常は住宅ローンの金利が高くなります。ただし、住宅ローンより融資実行時に一括返済される短期の融資であるため、抵当権は設定されないことがほとんどです。
昔は住宅金融公庫(今のフラット35)の融資を利用する場合にもつなぎ融資を利用していた時がありました。今はそのようなことはなく、余計な費用もかからなく利用できるようになりましたが、昔の住宅ローンは余計な費用がかかって難しかったのですが、今は簡単なりました。
いずれにしても、ローン申込み時点で、スケジュールと必要な資金詳細を伝え、事前に相談しておくことがポイントです。