インテリアコーディネートで失敗しない為には!?
◆D-LINE不動産 不動産豆知識2019『江東区・墨田区・中央区・港区』◆
カラーコディネイト
住宅購入をした後に「どうもわが家はごちゃごちゃしていてインテリアが決まらない!」「シンプルな家具を選んだのになぜか落ち着かない」と悩んでいる方が多くいます。
実は私も自宅の「カラーコディネイト」で失敗している人の一人のようです。
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室内というのは意外と広い空間であり、その中にあるもの(床や壁、天井も含む)のすべてに色がついているのですから、その組み合わせ方によっては、インテリア選びの当初の予定とは大きく掛け離れた影響を及ぼす事が少なくないと言います。また「色彩計画(カラースキーム)」の基本に従って選んだ3色が、思わぬ心理効果を及ぼす事も考えられます。
色には1色ごとに性格があり、また組み合わせによって新たな効果が引き出されるものですので、まずは色の基本とその仕組みについて知っておくことが重要です。ポイントは3つあります。
ポイント1 色の基本は色相環
赤、青、黄色など普段私たちが呼んでいる色味のことを「色相」といい、その似た色を隣り合わせにつなげていくと輪ができます。これが色の基本となる「色相環」を呼ばれるものです。図のように隣り合う色を類似色といい、無難にまとまる組み合わせと言われます。向かい合う色を反対色といい、お互いの色を引き立てる個性的な組み合わせがつくられます。
ポイント2 明度と彩度できめる色のトーン
色相環に並ぶ色のことを「有彩色」といいい、この環にはいっていない白やグレー、黒のことを「無彩色」といいます。この無彩色には色味がなく、唯一あるのは「明度」という明るさです。白がいちばん明度が高く、黒になるにつれて暗くなると言われます。他の色もこの「明度」で明るさが表せます。また「彩度」とは鮮やかさの違いのこと。彩度が高いほど澄んでいて鮮やか、低いほど濁りがあって色味が薄くなります。この色の明度と彩度を組み合わせて考えるのが「トーン」という色の調子です。室内のカラーコーディネイトではとても重要な役割を果たします。
ポイント3 基本的な色の組み合わせ方を把握する
「色相」「明度」「彩度」というさまざまな特徴を持っている「色」を組み合わせると、1色では得られない豊かな表情を演出する事ができます。人が「居心地よい」と感じられる組み合わせの代表的な例をご紹介すると下記の通りです。
・類似色でまとめる
・同一トーンで上品にまとめる
・同系色でベーシックにまとめる
・反対色で個性的にまとめる
以上の事を踏まえて、住宅購入時に、これから自分達で作りたいお部屋の雰囲気の参考にしていただければ幸いです。
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