お家探しはそのエリアの公共施設をチェックしよう!?

◆D-LINE不動産 不動産豆知識2019 『江東区・墨田区・中央区・港区』◆

<人気の文化施設をご紹介>
先日、地元、神奈川県大和市にあります「シリウス」という施設にいってきました。2016年11月に開設した施設であり、図書館、芸術文化ホール、生涯学習センター、屋内こども広場などがありました。各施設の融合・連携を図ろうと、運営には指定管理者制度を取り入れ、施設全体を一つの図書館空間とみなし、誰もが居場所を見つけられるようにした運営が好評のようです。休日という事もありましたが、本当に多くの一般の方が居ました。

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ちなみに不動産購入をする際に、このような便利な施設が近くにあると良いですよね?!

大和市文化創造拠点「シリウス」は、小田急線と相鉄本線の大和駅近くの再開発ビル「YAMATO文化森」の大部分を占める神奈川県大和市の複合施設のようです。市の図書館、芸術文化ホール、生涯学習センター、屋内こども広場(ボーネルンド広場)などを施設内に集約されていました。

様々な機能が集まっている施設ではありますが、第一印象は「子供達が楽しく遊べるような配慮」が非常に魅力的でした。図書館が併設されていますが、大人は子供たちを預けられるような施設がないと、ゆっくり本を読むことも出来ませんが、この施設ではこども広場で遊ばせ、その遊ばせている時間でゆっくり本を読んだりすることが出来きます。また、館内に入ると、3層吹き抜けのエントランスホールが広がり、新刊本の展示台を兼ねたワゴン式の書架や座面が広くゆったり座れるいすなどが点在します。一角にはスターバックスコーヒー(以降、スタバ)の店舗。利用者はここで購入したコーヒーや持ち込んだ飲料を飲みながら、館内どこででも図書館の本を読むことができる。それを認めている施設も凄いと思います。

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<新しい図書館のスタイルを追求>
「シリウス」の運営は、市が選定した指定管理者「やまとみらい」が担っているようです。図書館流通センター、サントリーパブリシティサービス、小学館集英社プロダクション、明日香、ボーネルンド、横浜ビルシステムの6社で構成する企業グループであり、各社は図書館、芸術文化ホール、生涯学習センター、屋内こども広場(げんきっこ広場、ちびっこ広場、保育士が常駐する保育室、育児相談室など)の運営、ビルの維持管理を専門領域としています。

なお、1階エントランスと連続した空間に入居するスタバは、指定管理者「やまとみらい」が選定し、市と協議のうえで誘致を決めたようです。床の権利を持つ市からスターバックス コーヒー ジャパンがスペースを借りて営業しています。大和市文化創造拠点「シリウス」とは別に外から出入りできる1・2階のスペースには、飲食店舗(酒類も提供するカフェ)やコンビニエンスストア、歯科、以前からあった神社などが入居していて、ここは市以外の地権者から床を借りている形だ。

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このような素敵な施設が住宅購入をするエリアにあると非常に良いですよね。

もしかしたら、住宅購入をする際にはこのような文化施設や公共施設の状況も事前に確認してみるのも楽しいかもしれません。

今後の参考にお役立てください。

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これからの夏休み、お盆休み等で帰省される方も多いと思います。本記事をご覧になっている方が今住んでいる地域というよりは、もしかすると実家を想像した方がわかりやすいかもしれません。

公共交通機関によるアクセスが不便な立地は「陸の孤島」と呼ばれます。狭義では最寄り駅が著しく遠い立地のことを指すことが多かったようです。例えば埼玉県の旧鳩ケ谷市(今は川口市)は埼玉高速鉄道が通るまで市内に鉄道の駅がない「陸の孤島」と呼ばれていました。とは言えバスを利用すれば主要駅へアクセスできる立地のため、これまでの「陸の孤島」は生活の不便さや立地の悪さを表す皮肉を含んだ表現だったのですが、これからの「陸の孤島」は、生活すらもままならない、本当の意味での孤島を指す用語になりそうです。

過去の報道でJR四国が、路線維持が困難なため自治体に支援を要請するというニュースがありました。少し前にはJR北海道が赤字路線を中心に大幅な廃線計画を発表して話題になりました。人口が減ると鉄道は維持できません。これからは利用者数の少ない駅がどんどん統廃合されると予想されます。

人口減少時代では利用者数に合わせた最適化が最も重要な課題です。ないものを作るときよりも、存在するものをなくす方が多くの問題が顕在化してきます。ある日突然最寄り駅が廃止になったら、その駅を利用する人にとっては大きな問題となるのです。ですが、万人が納得できる対策はほとんどありません。社会資本のリストラでは、少なくない方の犠牲が余儀なくされるのです。これは鉄道に限ったことではありません。鉄道よりもバスの廃線の方が早く起こると思われますし、道路・トンネルなどのメンテナンスも利用者が少ない地域は優先順位が下がってしまうのです。

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これから住宅を買う方は、今後人が集まり続ける街を選ぶことが大切です。エリアの人口動態(全体数ではなく年代別の増減を見た方が良いです)や、最寄り駅の乗降者数なども参考になるデータとなります。
すでに家を持っている方、実家などについては、よりシビアに人口動向を予測する必要があります。既に所有してしまっている場合は「住み慣れている」「想い出がある」など、資産とは異なるフィルターで判断を鈍らせてしまいます。人口減少が予測されるエリアでは売れるうちに売ってしまうというのが現実的な選択肢です。
いざという時にどうしようもない状態に陥らないように、客観的にかつ冷静に住宅資産を判断したいものです。

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