中古のリノベーションマンションを買う前に
自分たちのこれからの生活を考える上で、住居の検討は一番大きな問題です。一軒家を購入するのか、それともマンションにするのかなど、自分たちの生活スタイルに合うものを選ぶにしても、たくさんの選択種が存在しています。
いろいろな物件を探していると、「リフォーム済み」や「リノベーション済み」などの物件もよく見かけます。今回は中古のマンションを購入すると決めた時、選択肢のひとつになる「リノベーション済みマンション」に注目してみましょう。自分たちのライフスタイルに合った住まいづくりの第一歩につながってくれたら幸いです。
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~table of contents~
リノベーションマンションの魅力とは
まずは中古物件を探しているとよく目にする「リフォーム」と「リノベーション」のふたつのフレーズですが、そこにはどんな違いがあるのでしょうか。中古物件だからこそ重要になる!このふたつのフレーズです。違いを把握することで、中古物件の選び方も変わってきます。
■ 住まいに対する意識と日本の現状
現在の日本では少子高齢化による人口の減少にともなって、日本全体での空き家が急速に増加傾向に向かっていることが問題視されています。以前のは購入するなら絶対新築!という風潮が強かった日本です。高度成長期などもあり、新築の家の購入は目標という時代背景もあったのではないかと推測されます。しかし現在は、国も空き物件などの空き家対策にも力を入れています。そして大きな違いは住まいに対する価値観が変化しつつあることです。ライフスタイルも多様化し、住みたい街で、自分たちに合う住まいを手に入れるという思いが大きくなってきています。
■ リノベーションとリフォームの基礎知識
実際の部分では「リノベーションとリフォームともに国できちんと定められた明確な定義はない」ということです。空き物件の増大の部分もありメディアやリフォーム会社、リノベーション会社が、それぞれの解釈で使い分けているのが現状です。どちらの言葉で表現しても間違いではないのですが、住まいに手を加える時の意図や目的で使い分けられています。主要なリノベーション関連企業が加盟している『一般社団法人 リノベーション住宅推進協議会』では、以下のように定義・分類しています。
● リフォーム:原状回復のための修繕・営繕、不具合箇所への部分的な対処。
→「元の状態に戻すこと」
建物や生活空間などは、使用頻度や時間の経過によって、だんだん疲れがたまってきます。その疲れや汚れを「新築の状態に近づけるための改修」となります。
<リフォームの一例>
・剥がれた壁紙を貼り替える
・古くなったキッチンを新品に取り換える
● リノベーション:機能、価値の再生のための改修、その家での暮らし全体に対処した包括的な改修。
→「つくり変える」
修繕とは違いこれからそこで生活する人が快適に生活できるように、暮らしやすくするための工夫などが施されます。間取りから内装・配管など、必要の合わせてつくり替え、新しい価値を生み出す改修になります。
<リノベーションの一例>
・光と風が通る広々としたリビングに作りなおす
・部屋の分け方を変え、今の暮らしに合った間取りに変更する
このようにリフォームとリノベーションでは違いが出てきます。生活してきたからこそ感じる部分をこれからの生活に活かす・活かせるのがリノベーションです。住む人によって「心地いい間取りやデザイン」だけではない住宅に生まれ変わるのです。
メリットを見てみましょう
自分たちの住まいを探す際、特に新築のマンションと限定するとかなり物件数も限られてきます。ですが中古物件で視野を広げることにより物件数の数も、そして居住エリアもグンと広がります。新築に比べ物件数も多いことから、自分たちで中古物件を購入+リノベーションされた快適な空間を探すことも可能です。何も手を加えていない中古物件を購入した場合、購入後何かしらの修繕が必要となる場合も考えられます。その分リノベーション済であれば、そういう心配も少なく、購入後の急な出費も抑えられます。
新築であれば手が出ない人気の居住エリアで購入も夢ではありません。そしてリノベーションでグレードアップされたマンションは、もし将来売却することになった場合でも適度にメンテナンスが行われているので次への評価が高くなることもあります。人間先のことは誰にも分かりません。自分が住むだけでなく、もし将来売却することになったとしてもいいように、広い思案をめぐらせておくことも大切です。
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購入の際気をつけてほしいこと
使いやすく、快適な空間に作り直されたリノベーションマンションですが、きれいに仕上がっているためどうしても間取りやデザインなどの部分に注目が行きがちになります。ですがリノベーションされていても、中古物件ということを頭の片隅に入れ、しっかりと物件をチェックすることも大切です。目に見えるものだけがすべてではありません。ここでは購入の際に気をつけたいポイントをまとめてみましょう。
■建物の耐震強度のチェック
日本は地震などの自然災害が多く発生する国です。近年でも大きな地震があちこちで起こっています。やはり自分たちの住み続ける住宅は、安心・安全に過ごしたいです。そこでやはり重要になるのは耐震強度についてです。耐震強度には二種類あり、建てられた年数によって変化します。いわゆる新耐震と旧耐震です。1981年6月以降に建築確認を受けた建物の場合は、すべて新耐震になっています。その反対にその前に建てらた建物は旧耐震となります。(耐震適合証明を受けているなどの場合を除く)
■建物の構造もチェック
建物の構造により耐用年数は大きく違ってきます。建物の耐用年数とは、「減価償却資産の耐用年数等に関する省令」に定められている基準です。税法における減価償却資産の耐用年数について、課税の公平性を図るために設けられています。耐用年数と表現された場合には、この省令に定められた法定耐用年数のことを指しています。それはその建物が一般的に、どのくらいの年数に対応できるのかを表しています。建物の構造により下のようになっています。
<構造・用途法定耐用年数>
・木骨モルタルの住宅 20年
・金属造3mm以下の住宅 19年
・木造・合成樹脂造の住宅 22年
・金属造3〜4mm以下の住宅 27年
・金属造4mm超の住宅 34年
・鉄骨鉄筋コンクリート造の住宅 47年
この数値がすべてではありませんが、住宅に対しては目安になります。そして長く、安全に住むためには建物や設備のメンテナンスによって大きく変わります。自分たちの購入を考えている物件の構造をよく知ることも、中古物件を購入するためには必要なのです。
■自分たちの生活する周りの環境もチェック
何回も物件の見学などをされている方は、大体同じような時間帯で行う人も多いのではないでしょうか。見学する時間帯を変更することにより、分かることもあるのです。例えば日中は静かな雰囲気だったのに、夕方には車の通りが多くなった、騒音がでる時間帯があるなどさまざまです。気に入った物件を見つけた場合、特に時間帯を変えて見学をしてみてください。後悔のない住宅選びをするためのひとつの方法です。
見学をしていても不安なことや疑問なことは、そのままにせずぜひ一度質問してみてください。ou2(オーツー)の住宅のプロ・物件のプロが、分かりやすくお答えします。
「不動産を買う人の利益」を大切にしています
当社ou2(オーツー)株式会社は、木造注文住宅(クレバリーホームfor Tokyo)、リフォーム(アールツーホーム)、3-8階建て鉄骨住宅(M-LINE)、不動産・リノベーション(D-LINE)など総合住宅サービスを提供している会社です。そして中古物件などを取り扱うD-LINE(不動産・リノベーション)では、「買う人の利益」を優先することを第一に「買主様に寄り添って仲介をするバイヤーズエージェント」を目指しています。
「買う人の利益」に対するこだわりのポイント
POINT 01
下がりにくい物件を
ご提案いたします。
POINT 02
得になるメリット情報を
しっかりお伝えします。
◎リフォームローン、住宅ローンの選び方
◎民間、地方自治体、国の補助金制度
◎リノベーションの必要性とその費用
POINT 03
ネガティブ情報も
しっかりお伝えします。
築年数、リノベーション向き不向、
耐震、液状化、浸水リスク、
維持管理にかかる費用など
POINT 04
ご購入+リノベーションを
ワンストップでご提案
リノベーションのご希望のお客様には
ワンストップでご提案ができます。
購入物件の状況により、必要であればリノベーションのお手伝い
建築会社からスタートした私たちだからできる「不動産仲介とリノベーションを高品質に、ワンストップでご提供する」ことが可能です。不動産とリノベーション、両方の知識と業務ができる専門スタッフがお客様のお手伝いをいたします。
住宅のお悩み・疑問・お困りごとなど、お気軽にお声がけください。
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