ご存知でしたか!? 木造でビルが建つ!!

都心の防火地域に新築する建物は、火災に強い耐火建築物にしなければならないことはご存知でしょうか?
そこに木造建築とはどう言うことでしょうか。

これまでも木造で耐火建築物をつくることは可能でしたが、木材の周囲を石こうボードなどで覆ったりします。

国内で初めて、木造構造部材が2時間耐火試験に合格し、「木構造耐火部材」の大臣認定を受け

た部材があったり木質ハイブリッド集成材などがあるようです。

木質ハイブリッド造という木造建築の新しい時代が来ているようです。

現在、国分寺駅前に国内初の7階建て木質ハイブリッド耐火建築物の事務所ビルが建設中など紹介されていました。木質ハイブリッド耐火部材を4 〜7 階に採用し、低層階ではS 造耐火被覆であるが木質外装材、木質外装ルーバー材を採用し、木をアピールしている建物です。

聞きなれない木質ハイブリッド集成材を調べてみました。

木質ハイブリッド集成材による、国土交通大臣認定で、集成材の可能性がさらに広がりました。

木質ハイブリッド集成材は、内部に鋼材を内蔵した集成材です。平成12年(2000年)の建築基準法改正により、今まで木造建築では制限されていた耐火建築物を可能とする法的枠組みがつくられて以降、耐火建築物を構成する部材として開発を進めてきました。

木質ハイブリッド集成材において、集成材は中の鋼材に対する耐火被覆の役割を担っており、鋼材の周囲の集成材は、火災によって一定のスピードで燃焼しますが、燃え尽きることはなく、ある段階になると耐火構造の条件である「燃えどまり」が起こることが実験で確認されています。

また、集成材部分は、耐火被覆として働くとともに、そのまま仕上げ材とすることもできるなど、鉄と木のハイブリッドは大きなメリットがあります。

大臣認可の種類

鋼材内蔵型の1時間耐火大臣認定には「柱」と「梁」があり、内蔵する鋼材の形状は「平鋼」 「角鋼」 「H鋼」の3種類があります。平鋼・角鋼の寸法は1種類に限定されていますが、H鋼は比較的広範囲の寸法まで大臣認定の取得をしています。樹種はカラマツとベイマツの2種があります。

このように新しい部材が開発されています。

今後の建築に新しいデザインが増えていくのが楽しみです。